広報じょうほく No.392 1994(平成6)年 11月
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お寺にかかわる話① 弘法大師の話 弘法大師が大同4年(80 9)古内に釆て、今の清音寺 のところに葦ぶきの粗末ない た二璽を構えられた。そ して、不動尊と観世音を安置 して東国を守り、しずめるた 行器の話 -白雲山頂の観音堂1 奈良時代の天平17年(74 今の小松寺竺養の山を白雲山 ぎょつき いただき 5)のこと。行基というりっ というが、その頂に御堂を建 ばな憎が小松にやって釆た8 て、御堂の中に十一面観音を 安置し本尊にした。現在もそ 文.今 瀬 義 次さん の観音堂の跡といわれる約6 メートル四方の平らなところ が山頂に残っている。今の小 松寺の境内にある観音堂は、 義和2年(1182)に山頂 にあった白雲山普明院を移し たものである。また、本尊の 十一面観普は銘彫の親書であ る。銘彫りとは、丸ノミを使 って彫ったもので仕上げをし ない状態が特徴である¢ 今も この観音堂にこの観音さまは 鎮座している。 (小松寺伝による) ー清 書 寺1 め行僧の道場とした。後 に真雅僧正という立派な憎が 弘法大師ののこした命令によ って浄光寺を建てた。この寿 が今の清音寺の前身であるか のある人が行政に働きかけ、 住民に参加を呼びかけ、ワー クショップが始まります。 自己紹介には 三つの意義がある ワークショップがはじまる とき、参加者は少し緊張し、 不安や居心地の悪さを感じて います。それは、「これから何 が始まるのか分からない」「参 加者同士がお互いを知らない」 などが原因となっています。 そこで最初に、その日のプロ まちブくりファシリテーター 伊藤 雅春 地域の住民 が、行政と手 を携えてまち づくりに参加 しているとき、 「ワークショ ップ」はとて もよい方法で す。みんなで まちを考、え、 工夫を凝らし て協同で作業 を進めていく 楽しさを教え てくれる場で もあります。 まず、まち づくりに関心 義があります。 ①参加者全員が、その日 のテーマについて、どん な考えや期待をもって集 まっているのかを簡単に 把握する。 ②参加者の中に、一人で も気軽に話しかけること ができる仲間をつくる。 ③手を動かしたり、ゲー ム感覚で頭の体操をした りして気分をほぐす。 グラムの流れの説明をして、参 加者同士が打ち解けるようにす るために自己・他己紹介を行い ます。この最初のプログラムの 工夫次第で、その後のワークシ ョップの雰囲気が楽しいものに なるか、気の重いものになるか、 大きく左右されるといっても過 言ではありません。 自己紹介には、次の三つの意 共通のテーマが 横のつながりを広げる 自己紹介や他己紹介のプログ ラムには、知らない住民同士の ネットワークのきっかけをつく るという大切な意味合いがある のです。知らなかった人同士が ワークショップで新たに知り合 い、あいさつをするようになる、 ■第2固卜 自分を知る,お互いを知る ~自己紹介・他己紹介~ ③他己紹介の場合には、二人 一組で、相手のプロフィール などを聞き取り、その人を紹 介する方法があります。「こち らは、このワークショップに 000を期待している××さ んです」というようにです。 皆さんも自分たちで工夫した、 すてきな自己紹介や他己紹介 の方法を考えてみてください。 顔は知っていたけれど、あい さつをするほどではなかった という人たちがまちのことを 話し合うなどです。まちづく りに参加するという共通のテ ーマが、地域の住民一人ひと りの横のつながりを広げてい くのです。 自己紹介や他己紹介の具体 的な方法として、次のような 工夫があります。 ①二人一組になって、 5分ほどで相手の似顔 絵をかきます。その絵 を交換して、自己紹介 をします。 ②少し大きめの名札を 用意します。そして、 その日のテーマにちな んだ二言を書き添えて 名札を作り、それをも とに自己紹介をします。 広報じようほく
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