広報じょうほく No.391 1994(平成6)年 10月
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教育委月長大畠耕夫さんが 9月30日、任期満了により退 任されました。大畠さんには 昭和53年10月から4期16年間 の永きにわたり教育委貝とし て、本町教育行政の進展に、 ご尽力を賜わりました。昭和 63年10月からは、教育委月長 に就任され、この間、東茨城 郡教育委員会連絡協議会会長 の要職を務められるなど、教 育向上に対してひたむきな情 熱を注がれました。大変あり 教育委真の人事 亨さん就任 大畠耕夫さん退任 1t盲 ▲就任の所さん 1 がとうございました。 後任として、上青山の所亨 さんが、町議会の同意をいた だき就任されました。所さん は、平成3年3月、青山小学 校長を最後に定年退職され、 その後、本年3月まで町公民 館長を務められました。学校 教育、社会教育と幅広く教育 事情に精通きれておりますの で、この経験を生かしてのご 活躍をご祈念いたします。 ップという話し合いや協同作 業の進め方をテーマに、事例 報告や実践的講習など、とて も元気な集会でした。 ワークショップを まちづくりに生か号っ 「ワークショップ」という 言葉には、まだ適当な日本語 がありません。その意味は、 「集団で創造的な協同作業を さまざまな工夫を凝らして進 今年の5月 に、高知県香 北町で「わく わくワークシ ョップ全国交 流会」が開か れ、全国各地 から四百人を 超える〝まち づ くり人〞が 集まりました。 この交流会は、 住民主体のま ちづくりに関 心のある人た ちが、文字通 り手弁当で開 催したのです。 ワークショ めていく手法」とでもいえるで しょう。このため最近では、住 民が主体となってまちづくりを 進めている現場で、耳にするこ とが多くなってきました。 この連載では、「ワークショッ プLの現場でよく使われる工夫 の一つ一つを、できるだけ分か りやすく具体的に紹介し ていきます。そして、「ワ ークショップ」 のもつ魅 力を少しでも多くの方に 分かっていただければと 思います。 まちづくりに関心をも ち、リーダーとして活躍 されている皆さんはもち ろん、これからまちづく りに参加したいと考えて いる方も、ぜひこの〝魔 法の道具・ワークショッ プ〞という手法を体験し て身につけ、役立てていただけ ればと考えています。 住民参加に 大切なポイント 今回は、「まちづくりに住民が 参加する大切な三要素」を整理 しました。これは、特に行政側 と協力的に話をするときに必要 1第=回l “参加のデザイン” なポイントです。 ①参加のプロセスデザイン まちづくりに、住民がどの ようにかかわって(参加して) いくのか、そのプロセス (過 程)を位置づける。 ⑧参加のプログラムデザイン 住民が参加する集まりの具 手法や工夫をご紹介します。 皆さんも、ぜひ身近な集まり で試してみてください。 実際に体験し、体で感じる こと1これがワークショップ の基本です。みんなの知恵を 寄せ合う楽しさと創造性を信 じること、それが魅力あるま ちづくりの第一歩となるので† 三 要 素 岸 体的な進め方や、運営 方法を構想する。 ⑧参加形態のデザイン 計画に関するさまざ まな人や、組織への参 加の呼びかけ方を考え る。 実際に体験し 体で感じてみよう この連載はこの三要 素のうち、「参加のプロ グラムデザイン」をテ ーマにして、具体的な 広報じよう騒く
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