広報じょうほく No.391 1994(平成6)年 10月
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の町事業も順調に進捗しっつ あります。 特に私は、優れた環境と文 化に恵まれた地域の特性を生 かし、効率的な財政運営と自 然との調和のとれた開発のも とでのまちづくりを目標とし、 隣壊する水戸市との共生を図 りながら、さらに幅広い広域 的な発展を目ざすことが、住 民の要請に応えるものである と考えています。 また、町民稔参加のもとに 英知を結集、策定した常北町 第3次稔合計画「サンエスプ ラン常北」ですが、今年は第 4年次にあたります。この計 画を指針とし、町民一人ひと りが真の豊かさを実感できる まちづくりを推進するために、 基本的には各種の施策及び予 算の執行についてこれを継承 し、実現に向けて努力してま いります。 その施策の第1は、生きが いとやすらぎのあるまちづく りであります。高齢化が進み、 人生80年時代を迎、え、高齢者 が安心して生活できる社会が 求められています。高齢者福 _】 F.蓋m 第2に、活力と個性のある まちづくりであります。農林 業の振興策として、特に当町 の特産品であります茶、梅等 のほかに、花き、薬草などの 福祉施設等を拠点とした栽培 育成など、新しい農業の振興 祉対策をはじめ児童福祉及び 保健予防の充実、福祉、保健、 医療の連携の強化、在宅福祉 サービスなど、地域社会にお ける稔合的ケア体制などの身 近な健康づくりの体制を整え、 「福祉医療の充実による人に やさしいまちづくり」を推進 します。 /ト を図っていくと共に、希望の もてる農業の確立を目指しま す。 商業の振興については、長 引く景気の低迷に加え、急激 な円高によって個人消費、民 間設備投資等が依然として低 調であります。更に大型店の 進出などにより、本町の商業 を取り巻く環境はますます厳 しくなっており、これらに対 応すべく、まちづくりと一体 となった魅力ある商店街づく りに経営者自らが参画、行動 する商業振興施策を引き続き 推進します。 また、工業の振興について も、本町への企業進出は、道 路網の整備と相まって、年々 その気運も高まりつつありま す。地域開発としての企業誘 致には、消費人口の増加、就 労の場の確保、地域商業の活 性化などの効果があり、今後 も稔合的なまちづくり計画の もとに関係機関と連携しなが ら積極的に推進してまいりま す。 次に観光レクリエーション の振興についてですが、近年 の屋外レジャーブームの中で、 家族旅行村「ふれあいの里」 及びその周辺地域の自然環境 は、地域の活性化に重要な役 割を果たしております。特に 昨年度は、藤井川ダムが、「地 域に開かれたダム」の措定を 受け、ダム再開発事業も平成 8年完成を目途に整備が進め られるなど、今後の観光ニー ズに対応したふれあいの里整 備を引き続き推進してまいり ます。 また、道路の整備は町にと って地域活性化の根幹をなす ものであり、国県道の整備に ついては、関係機関に早期改 良を積極的に要望するととも に、生活道路についても地権 者の理解と協力をいただき、 拡幅改良工事を引き続き積壌 的に進めてまいります。 第3に、快適でうるおいの あるまちづくりであります。 都市計画事業の推進、環境衛 生、下水道、農業集落排水事 業並びに交通安全、消防防災 など生活と直結する各種の施 策は、引き続きみなさま方の ご理解とご協力をいただき進 めてまいります。 特に生活環境の変化から大 きな社会問題となっている、 ゴミ排出量の急激な増加に対 して、環境美化、清潔なまち づくりをめざすには、地域住 民と行政が一体となった対応 策を講じなければなりません。 引き続きコンポスター購入等 に対する補助を実施し、ゴミ の自家処理と、不法投棄の防 止に対する意識高揚を促し、 更に生活排水による水質汚濁 を防止するための、合併浄化 広報じょうほ<

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