広報じょうほく No.391 1994(平成6)年 10月
3/18

T l- r ■軒∵・→ ( 平成6年第3国常北町議会定例会が、9月柑日 から差日までの4日間にわたって開かれました。 この定例会で、議案用件、請願1件、陳情1件、 が審議されました。決算認定6件については決算 特別委員会に付託、陳情1件については、総務経 済常任委員会に付託され、閉会中の継続審査とな 、りました。 議会審議を前に、阿久津勝紀町長から、町長就 任にあたって次のような所信表明がありました。 L ■■ l■ :∃≧= 四____ ▲就任後初の議会で所信を述べる阿久津町長 議会定例会の開会にあたり まして、ひとこと就任のあい さつと町政運営の所信の一端 を申し上げ、議員各位をはじ め町民のみなさま方のご理解 とご協力をお蔽いいたしたい と存じます。 私こと過般の町長選挙にお きまして、町民のみなさま方 の温かいご支援を賜り、第12 代常北町長として町政を担当 させていただくことになりま した。まことに光栄のいたり であり、深く感激しておりま す。 この上は、町民のみなさま 方の負託にこたえるペく、わ が常北町の発展に向けて全力 を尽くす決意であり、また同 時に、私に課せられました職 責の重大さに身の引き締まる 思いであります。 議員各位をはじめ、町民の みなさま方の絶大なるご協力 とご支援のほどを心からお願 いいたします。 所信表明の前にまず、昭和 62年3月、第10代常北町長に 就任以来2期7年にわたり、 対話の町政を基本理念に大き な功績を残きれました松崎前 町長の御霊に対し、深く敬意 を表すると共に心からご冥福 をお祈り申し上げます。 私は今般松崎町長の後任と して、町民のみなさまからの 温かいご支援により町長に就 任いたしました。申し上げる までもなく、もとより浅学非 才の身でありますが、行政の 停滞は一刻の猶予も許されま せん。「清潔、公平、公正」を 旨とし、「対話と町民一体と なったまちづくり」を町政の 基本として、前町長の掲げた 良策と、すでに計画執行中の 事務事業は基本的に継承し、 1万2千余人の『町民のみな さま』とともに住みよいまち づくりのため全力を傾注して まいります。 町民から信頼される、全町民 一体となった活力ある町政を 進めていくためには、町民の 行政に対するニーズを的確に 把握することが何よりも大切 であり、私自身できる限り多 くの町民のみなさまに壊しな がら、さらに職員一丸となっ て広く町民の声に耳を傾け、 町民が真に何を求めているか を見きわめながら町政に反映 させてまいります。 時代はまさに内外ともに歴 史的な転換期にあり、人々の 価値観も物質的な充足を求め るものから、ゆとり、潤い、 そして安心といった生活の真 の豊かさを求めるものへと変 わりつつあります。 ところで、我が国の経済は、 バブル崩壊により低迷を続け ており、景気浮揚策として、 国は三次にわたり捻合経済対 策を実施しましたが、依然と して景気回復のきざしもなく、 経済の先行はまだまだ不透明 であります。当町も例外では なく、その財政は依然として 厳しい状況下にあります。 しかし、このような中で、 当町は県都水戸市に接し、常 磐高速自動車道とも至近の距 離にあるなど、地理的条件に 恵まれております。国県道も 年々整備が進み、今後新たな 観光産業の開発整備が期待さ れる発展性の高い地域として 注目されており、国県事業と すでに今年度予定される各種 広報じようlま<

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です