広報じょうほく No.391 1994(平成6)年 10月
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役場都市計画課では、平成 6年度まちづくり作品(作文、 絵画) の応募を町内の各小学 校5、6年生にお額いしたと ころ、作文93点、絵画15 8点の応募があり、去る9月 16日に役場会議室において作 品の審査会を行いました。 最優秀賞に輝いた作品をご 紹介いたします。 まちづくり作文 絵画審査発表 ■ 「墟 ヨ■ 小松小6年 園部妙弥香 青山小5年 軍司ゆかり ′′l\ わたしの住みたい常北 青山小5年 大高 皇 ぼくが住んでいる常北町は、 それほど環境がはかいされてい ないし、自然も豊かで、住みよ い町だと思います。しかし、見 直してみると、悪い点もあると 思います。 例えば、父や祖父の話を聞く と、以前は町を流れる川がとて もきれいで、夏には泳いでいた そうですが、現在は、ごみやよ ごれた水が流れていてとてもき たないです。 だからまず、川をよごさない ような町の条例を作ってほしい と思います。 次に、ゴルフ場などの開発を やめてもらいたいと思います。 なぜかというと、一部の人しか 楽しめないのに、たくさんの自 然が失われていくからです。 また、きれいな水や空気を守 るために森林を守り、植林を進 めてもらいたいと思います。 次に気づいた点は、ゴミの処 理についてです。なぜ気づいた かというと、以前住んでいた高 知県の高知市では、ゴミを細か く分別し収集していました。例 えば燃えるゴミからプラスチッ クやビニールなど、焼却すると 有毒な気体が発生する物質は分 別して、焼却せずに再生してい ました。それに牛乳パックやト レイなどを徹底的に回収してい ました。そのようなこ守を常北 町でも、ぜひ、行ってもらいた いと思います。 次に考えてもらいたいことは 設備についてです。まず、現在 の設備について見直してもらい たいと思います。それはコミュ ニティセンターの活用について です。大部活用されているけれ ど、そのレベルが低いと思いま す。いつもアニメ映画のような ものばかりでなく、子どもげき 場のような、レベルの高い催し 物などを行ってもらいたいと思 います。またコミュニティセン ターの図書館には、あまりにも 本が少なくて、しかも、マナー が患い人がいるので、本の充実 とマナーの徹底をしてほしいと 思います。 また、その他の施設について では、自然に親しめるような物 を作ってほしいと思います。 最後に、常北町には、たくさ んの貴重な史せきがあるので、 みんなに知らせて、かん板や石 ひなどの案内する物を立てて、 史せきをさらに良く整備し、貴 重な史せきを有効に利用すれば 良いと患います。 そのようなことをふま、え、町 の税金を有効に利用していただ きたいと思います。 ′( わたしが住みたい常北 青山小6年 縮引 亮介 ぽくが住みたい常北町への提 案は、大きく分けると四つあり ます。 一つ目はお年寄りや小さい子 供でも安全に住める町にしたい ということです。 最近は、新聞やニュースなど で小さい子供やお年寄りが事故 でなくなったりするということ がよく報道されます。とくに今 年は水の事故などが多く、大人 でもなくなったということを聞 きました。大人でもそうなって しまうということは、子供やお 年寄りなどはすごく危険だと思 います。そのために川などには 危なくない場所を作ればいいと 思います。 二つ日は、小さい子供からお 年寄りまで楽しめるような場所 がほしいと思います。最近はコ ミュニティセンターができて、 本を借りたり、ビデオを見たり、 映画を見たりできるようになり ました。でも、ばくたち子供が 見るような映画は、大人はあま り見たがらないので、家族全員 がいっしょになれる事はあまり ありません。ですから、大きい 町民プールやスポーツジム、公 園などを作りたいと思います。 プールを作ると、小さい子供や お年寄りは、ふつうのプールに 入り、大人や高学年の人は波の 出るプールなどに入ったりして 全員で楽しめるからです。スポ ーツジムは、みんなで行って、 体をきたえたりできるからです。 家族といっしょにいる時間が 長ければ長いほど、みんなと今 まで以上に伸長くなれるからこ ういうものを作りたいです。 三つ目はもっと広々とした自 然がほしいと思います。今の東 京とかはビルなどがたくさん立 っていて、ほとんど自然があり ません。 日本中があんなふうになって しまうと、こん虫や動物はほと んどいなくなってしまい人間だ けになってしまいます。それに 山登りやハイキングなどの自然 との交流ができる場所も無くな ってしまうので自然がほしいと 思っています。 四つ目は、人にやさしい町に したいと思います。一人ひとり にやさしくしていれば、はじめ てこの町に釆て道に迷ったりし ている困った人がいても教えて あげられるからです。そうすれ ば、相手も気分がよくなってく れると思います。 ぼくは、こういう常北に住み たいと思います。 広報じようほ<

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