広報じょうほく No.390 1994(平成6)年 9月
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ー少年少女ボランティア教皇 との出会い- 7年前、当時の渡辺公民館 長から「思いやりのあるやさ しい子を育てる」ために少年 少女ボランティア教室を開設 したいので協力して欲しいと いうお高がありました。 そのころ、ボランティアと 言われてもよくわかりません でしたが、子ども達のために 小さい暗からさまざまな人達 とのふれあいを経験する環境 づくりのお役に立てればと思 いお引き受けしました。 はじめは、独り暮らしや寝 たきりのお年寄りに励ましの 暑中見舞や年賀状のお便り、 千羽鶴を折ったり手づくりの 新しい自分の発見 寺 門 孝 子 縫いぐるみを持って慰問する などの活動を続けました。石 塚四区婦人学級の皆さんの積 極的な協力がこの活動を享え てくれました。 1広がる輪- このような活動を続けるな かで、若いお母さん方がこの 教室に参加され、趣味や特技 を生かして幼児や小学生を対 象としての紙芝居や読み聞か せの活動が始まり、さらに、 人形劇にも取り組むようにな りました。 このようにして、少年少女 ボランティア教室は子どもを 中心にして、お母さん方、年 輩者を含めての「劇団たぬきL 「読み聞かせたんぽぽの会L みんなで生涯学習 学習紹介⑱ ■ 「中学生グループ」 「ちぐさ 会」などのグループが養生し ました。 独り暮らしのお年寄りや老 人保健施設への慰問、敬老会 での発表、保育所や幼稚園を 訪問しての劇や紙芝居を披露 するなど地域との交流が行わ れるようになりました。子ど も達は勿論、私達にとっても 初体験や感動の収穫がたくさ んありました。 -うなぎ地頑- 今秋の発表に向けて劇団た ぬきは、ふるさとの昔話から 「うなぎ地蔵」を取りあげる ことになりました。脚本づく り、練習と夏休み中の猛暑に もめげず励んできました。子 どもと共に出演する水戸黄門 役には所幸三さんが引受けて くださいました。糾歳のたの もしい大先輩を囲んでの練習 に子ども達の熟も入ります。 たんぽぼの含も紙芝居作り を進めています。 -私の生きがい- 幼児から高齢者まで年齢に 制限のないグループ作りが私 の夢でした。いくつになって もそれぞれの特技や持ち味で 楽しく活動できるのですから。 この年齢になって自分の個 性を生かし社会に還元できる 少年少女ボランティア教室に 出会えて新しい自分を発見す るこ ▼紙芝居つ<りに励む会員と寺門孝子さん(右) この活動は相手があっての 活動ですから、押しっけがま しくならないよう、自分も相 手も満足感があるようなボラ ンティアであるように。こん な気持ちを忘れないで可能な 限り「生きがい」として続け たいと思っております。 衆 生涯学習については、町 生涯学習推進室までお問い 合わせください。 ℡88-311ュ 内線355
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