広報じょうほく No.389 1994(平成6)年 8月
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′.■\ 宍常盤出-h∴三十一∴二∵- 心臓に栄養を運ぶ冠状動 コレステロールが多くなる となぜいけないのでしょうか。 コレステロールは、多いだけ では特に問題はありません。 しかし、血中にあるコレステ ロールは、血管壁にはいりこ み沈着します。沈着すると血 管壁はかたく厚くなり、血管 の内脛は狭くなってしまいま す。この状態を動脈硬化とい います。動脈硬化を起こしま すと血液の流れはにぶくなり、 ひどくなると血管がつまって しまいます。二」うなると血液 供給がとだ、キ組織、臓器は ひどいダメージを受けます。 動脈硬化によりおこる主な 病気をあげてみると。 脳梗塞 脳動脈の一部の血管がつ まり、脳の組織の一部が破 壊された状態。意識障害、 コレステロールを 知ろう ④ 脈が硬化した結果、心筋の 虚血(酸素欠乏)が一時的 におきた状態。 心筋梗塞 冠状動脈の動脈硬化がす すみ、一部の動脈の血流が とだえた結果、心筋の一部 が腐ってしまった状態。 大動脈癌 動脈硬化により弾力を失 った血管の一部がこぶのよ うにふくれた状態。こぶは 破裂するまで大きくなって いきます。 主に起こる動脈は、 上行大動脈、下帯大動脈、 弓部大動脈、腹部大動脈 これ等の病気の特徴は、自 覚症状はほとんどなく、発症 すると命を脅かすことが多く、 又命はとりとめても後遺症が 残り、雇たきり等に連がるこ とが多いことです。 健康テレホンサービス ℡土浦(0298)22-2600 体から汗が出るのは、体温 をいつも一定に保とうとする 体の機能です。さらに、体か ら出るさまぎまな老廃物を排 せつするという作用もありま す。ところが、汗は皮膚をべ とつかせ、気持ちのいいもの ではありません。 最近はほとんど見られませ んが、お湯や水を入れたたら いに入って体を洗う行水は夏 の風物詩でした。体の表面に 9月のテーマ 月 こむら返り 火 老人のうつ病 ランニニノブと 水 足 の 痛 み 未 「胸やけ」とは 金 ま き 爪 セ、ソクスレス 夫 婦 を味わえました。行水 は、先人が考えた夏の 生活の知恵だったので す。 さて、いまは行水に 代わって、シャワーを 浴びる人が多いのでは ないでしょうか。シャ ワⅠも行水と同様に汗 線や毛穴を清潔にし、 涼感が味わえる効果が あります。また、温水 シャワーで体を温める と血行がよくなり、新 陳代謝を高めます。 シャワーを効果的に使えば、 ひざの痛みや腰痛をやわらげ る手段として使うことができ ついた汗やホコリを簡単に洗 い流せるうえに、手軽に涼感 ます。温めてはいけない場合 もあるので、医師に相談して みましょう。まず、謂度ぐら いの湯の浴槽に10分前後つか って、体を温めます。次に17 度ぐらいのシャワーを、1分 間ほど痛みのあるひざや腰に 集中してかけます。温まった 痛い部分に刺激を与えて、血 管の収縮や拡張を促し、血行 をよくします。その後、お湯 に5分間ほどつかります。こ れを5回ほど繰り返し ます。 るといられています。 〝自然の大型シャワー〞とい えるでしょう。 浸水なら血行をよくする シャワーとは違いま すが、甘本には昔から 「打たせ揚」というの があります。岩の割れ 目などから落ちる、自 然にわき出るお揚や水 に打たれるものです。 温度や落下する圧力の 作用を、肩凝りや腰痛 などの治療に利用しま す。これによって、痛 い部分の血行がよくな 広報じょうほく

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