広報じょうほく No.385 1994(平成6)年 4月
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町民参加と コミュニティ 「自らのまちは自らつくる」 は、地方自治の庶点であり、 町づくりに住民が積極的に参 加することが、今、地方自治 体運営に強く求められていま す。 このため、それぞれの地域 において住民が対話を通し 「自ら考え自ら行う地域づく りLとして、ふるさと創生の 主旨に基づき各区1世帯1万 円事業を未実施区に本年度も 引き続き助成してまいります。 文化財の 保護と活用 貴重な文化遺産の保護と継 承は、私たちの責任でありま す。 町内の文化財の保護、発掘、 整理等に努めてまいります。 手をつなぎ共に築< まちづ<り 又、近年、女性の社会参加 が増加しておりますが、身近 な行政に積極的に参加してい ただき、婦人の声を行政に反 映することが大切であります。 したがって、引き続き婦人に よる研修を実施してまいりま す。 コミュニティセンター常北 がオープンして3年日を迎、え、 利用者も図書室を含め年間6 8、700人と年々増加して おり、館内各施設とも積極的 に利用されています。今後は、 更に図書の増冊と内容の充実 をしてまいります。 又、自主事業として、コン サート、演劇、能、映画等を 引き続き実施してまいります が、本年度から町民が参加で きる手件りの自主事業の手始 めとして、ベートーベンの不 朽の名作といわれる第九交響 曲を、常北「第九」を歌う会 を結成し、歌とオーケストラ の演奏会を計画してまいりま す。 更に、芸術文化、コミュニ ティ活動、研修の拠点として 積極的に活用されるよう管理 運営に一層の努力をしてまい ります。 コミュニティセンター常北 耕 や 春ゆっくすんなりと新しき靴卒業す いそべ き よ 連山の風ひえびえと奥の院 飯 村 愛 子 おばろ 荒行の煙山寺臆なり 長 須 きみの 春の風邪自封筒のまぶしかり 小田木 梅 看護婦のマスクの匂ふ梅月夜 鯉 渕 寿美恵 とろ 瀞に右投げて春鳥おどろかす 阿久津 あい子 ふんわりと風の覗きし蝶の恋 今 瀬 多代美 こも 籠り居のくちびる乾く春の風 邪 高 橋 芦 江 ゆきげ 雪) 瀬 谷 博 子 燵ち無む 為い の 日 を 重 中 村 革 介 ねてゐたり春炬 杉 木 輝 夫

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