広報じょうほく No.385 1994(平成6)年 4月
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下水道は道路、公園などの 公共施設と同じように、私た ちが日常安全で快適な生活を にも、地域住民と行政が一体 となりこれが対策を講じなけ ればなりません。その一環と して、コンポスター購入費に 対する補助を引き続き実施し て自家処理の普及を促進して まいります。 又、ゴミの不法投棄も各地 域に見受けられますので、一 人ひとりの意識の高揚を促し ながらこれに対応してまいり ます。更に、本年度より、生 活排水による生活環境の悪化、 及び公共用水墟の水質汚濁を 防止するため、合併処理浄化 槽設置整備事業を実施してま いります。 又、し尿処理施設の建設に ついては、関係者のご理解と ご協力により、七会村にその 用地を確保いたしましたので、 広域事務組合の継続事業とし て実施してまいります。 下水道 営んでいく上で、必要不可欠 な施設であります。 ご承知のように、本町の下 水道事業は、那珂久慈流域関 連公共下水道事業として、平 成3年度にスタートし4年次 になり、早期供用開始に向け 進捗しております。 下水道事業は、21世紀に私 たちが後世に残す大きな社会 資本であります。よって、計 画的、効率的かつ長期的な展 望に立って、これを進めてま いります。 なお、本年度事業は、昨年 度に引き続き汚水幹線管渠工 事を進めてまいります。 又、上入野地区の農業集落 排水事業でありますが、本年 度は昨年度国の稔合経済対策 により、8億円の事業費の前 倒しがあり、一層事業が促進 交通安全 一父通事故は、一瞬にして尊 い生命を奪うなど、被害者だ けでなく加害者に取っても悲 惨なものであり、依然として 深刻な社会問題となっており ます。 特に、県内での交通事故に よる死亡者数は、平成5年1 年間で494人を数、え、全国 ワースト5位で、過去20年間 の最悪の状況であります。本 町の昨年の状況は、発生件数 では減っているものの、死亡 者が増加しております。 交通事故の未然防止には、 運転者と歩行者が一体となっ た交通安全教育を行い、安全 運転の励行、交通マナーの向 上など安全意識の高揚を図る ことが肝要であります。 されますので、これら早期供 用開始を目指して事業を進め てまいります。 なお、本年度も昨年度に引 き続き、処理施設と管渠工事 を進めてまいります。 町民が安心できる消防防災 対策は、行政の大きな課題で あり重要な使命であります。 町民の生命、財産を災害から 守るためには、消防力の強化 と地域ぐるみの防災活動、そ して災害時における迅速かつ 的確な防災活動に対処できる 施設の充実と、更には日常の 防災訓練が不可欠であります。 昨年は、建物火災等6件の 火災が発生しましたが、毎年 減少傾向にあります。本町か このため、交通安全協会及 び関係機関の協力のもと、幼 稚園、小・中学校の児童生徒 を対象に交通安全教室を開催 するなど交通安全の徹底を図 ってまいります。更に、各種 団体の協力を得て、町民稔参 加の交通安全運動を展開して まいります。 又、カーブミラー、ガード レール、交通標 安全施設の整備を図ってまい ります。 消防・防災 ら災害「ゼロ」を目指し、未 然防止に努め、防火啓発活動 を図るため、町内全区に婦人 防火クラブを結成することも できましたので、今後、組織 の育成強化に努め、防災思想 の普及徹底を図ってまいりま す。 なお、消防体制の常備化に ついては、昨年度水戸市へ事 務委託し2年次を迎え、町民 が安心できる消防救急体制が 整備されました。特に、救急 医僚体制は、常備化により充実 いたしました。一例を挙げる と、あるお年寄りが心臓発作 により倒れ、119番に通報 したことにより、ドクターカ ーが逸早く出動し、迅速な措 置をしたことにより一命をと りとめることができました。 今後は、町民の皆きんに緊急 時の通報の仕方など、日常家 庭内で対話を通し、緊急時の 対応など防災意識を徹底して いただき、安全で安心して住 める町づくりに努力してまい ります。 又、難聴等町民へご不便を かけておりました、防災行政 広報じょうほ<
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