広報じょうほく No.385 1994(平成6)年 4月
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観光レクリエー ションの振興 労働時間の短縮によって、 自由時間が増、え、生活の中に 占める余暇時間は大きく変わ ってまいりました。そのため、 自然環境、レクリエーション 等に対する要望が高まりつつ ある中で、安価でしかもグレ ードの高いものが求められる など、観光に対するニーズも 変化しっつあります。 このような中で、家族旅行 村藤井川ダム「ふれあいの里」 周辺地域は、水と緑のゆった りとした空間として自然環境 の保全を図りながら、その利 用を促進することによって地 域の活性化に重要な役割を果 たすことが期待できます。 特に、昨年度には、「地域 に開かれたダム」の指定があ り、更にはダム開発事業が平 成8年完成で進められます ので、今後、観光的需要が益 々高まることが予想されます ことから、更に新しい観光ニ ーズに相応したふれあいの里 の整備を進めると共に、管理 運営についても利用者へのサ ービスに万全を期してまいり ます。 又、ふれあいの里は、有料 利用者で年間6万人が利用し、 年々その数も増加しておりま すので、観光施設整備事業等 の補助事業を年次計画で取り 入れ、施設の一層の充実に努 めてまいります。更に、 物産センターのオープンに伴 い、本町の特産品の販売と町 のPRに努めると共に、毎年 実施している産業文化祭も、 昨年に引き続き行ってまいり ます。 町民が快適な生活を営むた めにも、生産性向上のために も、最も要望が高いのは、道 路網の整備であり、地域活性 化の根幹をなすものでありま す。 特に、県都水戸市等への通 勤者による交通量の増加は、 年々著しいものがあり、朝夕 道路の整備 / の混雑は少なからず生活機能 にも影響をもたらしています。 このため、安全確保の上から も、引き続き国県に対し、こ れが早期改良を積極的に要望 してまいります。 又、高速交通時代に相応し た交通体系の整備と高速道路 へのアクセスとしての主要幹 線道路網の整備促進を図る必 要がありますので、既に上入 野地内で着工されている、県 道石岡常北線、水戸茂木線の 改良については、それぞれ平 成6、7年完成を目指して一 層の促進を図ってまいります。 更に、県道石塚錫高野線の整 備改良についても、早期に完 住民の方が、日常生活の中 で安心して、ゆとりをもって 生活していくためには、道路 や下水道、公園などの生活基 快適でうるおいのある まちづ<り 都市計画 成するように県に対し強く要 望してまいります。幹線道路 は、引き続き国県補助事業を 導入して改良を促進し、更に、 日常の生活道路につきまして も、地権者の理解と協力をい ただき、拡幅整備などを積極 的に進めてまいります。 なお、国道123号線、及 び上入野地内町道につきまし ては、下水道事業、農業集落 排水事業等により、本年もま た大変ご迷惑をおかけいたし ますが、事故防止等に万全を 期してまいりますので、何卒 ご理解とご協力をお願いいた します。 盤の整備が必要であります。 これらを、一体的に整備し た安全でうるおいのある町づ くりには、面的に整備をする ことが不可欠であります。 このような、将来に残せる 街をつくるためには、住民参 加のもとで、行政と地域住民 、 ′ ごみ問題は、大きな社会問 題となっています。環境美化、 清潔な町づくりを日給すため が一体となって積極的にこれ に取り組むことが肝要であり ます。 このためには、何よりも地 域住民の皆さん方の理解と協 力がなければなりませんので、 これまで数回にわたる説明会、 更には先進地視察等を実施し、 関係者の方々のご理解のもと に、昨年、現況測量調査を実 施いたしました。 今後も、よりきめ細かな説 明と対話を続けながら、地権 者からなるまちづくり協議会 と連携を図り、区画整理の事 業化に向けて一層の努力をし てまいります。 このため、本年度も、事業 化の合意を得るべく説明会等 を開催し、地区界測量や基本 計画書の作成作業を進め事業 化に一歩前進したいと考えて おります。 環境衛生 広報じょうほく

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