広報じょうほく No.385 1994(平成6)年 4月
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‥ 会で、平成6年度の町政運営に関する「町長施政 方針」を明らかにしました。 本年度は、町民参加のもとに英知を結集した常 北町第3次総合計画「サンエスプラン常北」の4 年次にあたります。この計画を指針として、町民 一人ひとりが〝真の豊かさを実感できるまちづく り″をめぎして各般の施策をすすめる具体的な町 政運営の基本方針を述べました。 その主な施策について申し上げます。 3月に行われた平成6年第-回常北町議会定例 平成6年鹿 町政運営の基本方針 ■jT 「 ⊥ 「 ■■■■■■■l ぜi′ 地域福祉 高齢化、核家族化や少子化、 女性の社会進出などにより、 介護機能の低下が見られると 共に、地域社会においては、 生活の変化や住民の連帯感の 希薄化などにより、お互いが 交流したり、助け合うという 機能が薄れてまいりました。 こうした中で、福祉のネッ トワークを組織し、各地域の 中で要援護者を支えていく高 齢者地域ケアシステム事業を 更に充実し、推進してまいり ます。 又、すべての町民が長年住 みなれた地域社会の中で、家 族や友人、隣人の温かい愛情 に包まれながら、生涯にわた って安心して生活できるよう な在宅福祉事業を展開してま いります。 これらは、地域住民の一人 生きがいとやすらぎの あるまちつ<り 高齢者福祉 人生80年時代を迎、え、第一 線を退いた後の高齢者は、社 会的役割感の喪失や配偶者と の死別等により、孤独感に陥 ったり生きがいを失いがちで す。 又、価値観の多様化が進む 中で、様々な人生経験を有し、 従来の社会的な枠にとらわれ ない新しいライフスタイルを 持つ方が増加しています。 このような状況の中で、第 二の人生ともいえる高齢期の 生きがいを高め、意欲的に社 会参加できるよう老人クラブ 活動の充実や、世代間交流事 ひとりの参加と協力を得て築 き上げられるものであり、昨 年度に引き続きボランティア スクールを開設し、ボランテ ィア活動の参加を呼びかけて まいります。 業など高齢者の生きがいと健 康づくり推進事菜を推進して まいります。 又、高齢者が安心して生活 できるきめ細かな在宅福祉サ ービス等を、社会福祉協議会 と連携しながら各種事業を実 施し、更に社会福祉協議会の 特性を生かしながら事業の充 実強化をしてまいります。 更に、老人センターについ ても高齢者が利用しやすいよ う管理運営に努めてまいりま す。 特に本年度は、哀たきり老 人等に対して、さわやか理髪 サービス事業、又、高齢者生 きがい事業として、フェリー による北海道ふれあいの旅、 ひとり暮らし保養地めぐり、 高齢者の作品等を引き続き実 施するほか、ねたきり老人在 宅介護者相談事業等の高齢者 福祉稔合助成事業な.ど各種の 事業を展開してまいります。

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