広報じょうほく No.381 1993(平成5)年 12月
11/14

「美しい豊かな村づくり全 国大会」記念作文に応募した、 小松小学校4年飯村一行君の 「両親のあせ」 の作文が、見 事優等賓に輝き、10月13日、 滋賀県大津市での全国大会で の席上表彰されました。 飯村君は、農業であせを流 しながら働く両親の姿を作文 にしました。そのすばらしい 作文をご紹介します。 美しい豊かな村づくり 全国大会記念作文で 優等賞に輝く 小松小学校4年 飯村一行君 -両親のあせI ‘Jう旨、 1 J■●、 → 1■ ぼくの家には、畑がたくさ んあります。その中でも、一 番好きな畑は、ふじい山の畑 です。ぼくは、「ふじい山」 という地名が、とても好きで すp 畑から少し歩いたところに は、小さな小川が、太陽に照 らされて、きらきらと流れて います。 そのふじい山ではたらいて いるお父さんは、とてもいい あせをかいています。 ぽくも前に、畑仕事を手伝 ったことがあります。ごぼう 畑の草取りです。けれど、た いへんでした。ちょっとはた らいただけなのに、くたくた になってしまいました。 お父さんの体って、一体ど ういう体なんだろうと、思っ てしまいます。だから、お父 さんが帰ってくると、ときど きかたたたきをしてあげます。 ぼくは、日曜日になると、 学校を休めますが、お父さん やお母さんは、一日も休まな いではたらいています。 春には、いねのたねをまき、 田んぼをほりかえし、よせが りをします。そして、甲フえ をします。畑に種をまくのも、 この時期です。 夏は、あつい中を、あせを ふきながら田や畑の草取りを しています。家に帰ってくる と、「暑かったなあゾと言い ます。 秋は、いねかりやだっこく、 野菜の取り入れなどで、大い そがしです。 冬は、長いもほりやごぼう ほりをしています。 お母さんは、お父さんを助 けてよくはたらきます。手か ら血を施しながら仕事をして いたこともありました。だか ら、お母さんは、よくばんそ うこうをはっています。 お父さんは、そういうお母 さんを見て、 1あまり無理をしないで、早 く終わりにしなJ と言います。何回も言うので す。 いつもは、そんなに仲よく ないのに、こういうときのお 父さんとお母さんは、とても よく協力します。 そんなお母さんやお父さん を見ていると、ぼくも、助け てあげたい気持ちになります。 早く大きくなって、力をつけ て、家の仕事の役に立ちたい と思います。 秋になって、よく実った作 物をながめているお父さんと お母さんは、とてもうれしそ うです。ぼくも、そんな二人 を見るのが、大好きです。 つらい思いをしながらも、 負けないでがんばって仕事を している両親のあせは、とて もりっばで、かがやいて見え ました。 ヒヤシンス 11月4日に県民文化センタ ーで茨城県社会福祉大会が開 催され、社会福祉活動功労者 として、常北町から次の方々 が表彰されました句(敬称略) ▽県知事賞 弘 坂 場 石塚で理容業を営み、本 業を生かして施設へ出向き、 入所者の散髪ボランティア 活動を10年間実施してきた ことが認められ表彰されま した。 ▽県社会福祉協議会長賞 久 野 豊 治 みどり保育園の役員とし て長年活動。 片 見 博 町社会福祉協議会の心配 ごと相談員として長年活動。 おめでとうございました。 散髪ボランティア で教場 弘氏が 県知事賞受賞 広報じょうぽく

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です