広報じょうほく No.381 1993(平成5)年 12月
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恒例となった常北町菊花会 常北町観光協会主催による菊 花展覧会が11月4日〜21日ま での会期で、コミュニティセ ンタⅠ常北イベント広場で開 催されました。今年も79名の 会員が丹精こめて育てた菊花 246鉢が部門ごとに展示さ れ、11月5日の審査で次のよ うに入賞者が決定しました。 各部門とも優等のみ紹介さ せていただきます。(敬称略) 兼厚物の部 優等一席 高安 〃 二席 鯉渕 〃 三席 岡崎 〃 四唐 金長 莱細物の部 優等一席 岡崎 〃 二席 鯉渕 〃 三席 金長 業福助の部 優等一席 鯉渕 菊花展覧会を開催 し 淳 な 進静之 し な 静進 静 優等二席 飯田 ※だるまの部 優等一席 鯉渕 〃 二席 高安 ※切り花の部 優等一席 金長 〃 二席 高安 ■菊花展覧会の審査 清 静 淳之 しな 淳之 ( 9月2日に開講したボラン ティアスクール講座が、11月 12日をもって閉講しました。 10月29日には、常陸太田市 の特別養護老人ホーム西山苑 にて、33名の参加者により体 験学習を実施しました。2名 の方から、次のような感想が 寄せられましたのでご紹介い たします。 《ボランティアスクール 研修に参加して》 耳が聞こえない、言葉がう まく話せないということで、 コミュニケーションがうまく できないというのは、とても 神経の疲れることでした。手 まねでなんとか飲み物のこと や食事のとき何をどう食べた いのかなど、会話をしながら 一日が過ぎました。そこへ、 ほかのボランティアで釆た方 が、「みねちゃーんゾと言っ て愛情いっぱいの笑顔で彼女 ボランティア スクール開講式を 迎えて を包んで行った一瞬がありま した。彼女が涙を流さんばか りに喜んだその一瞬に、私は その人達からボランティアの あり方を学ばせてもらったよ うに思いました。 地域福祉をさけばれている 昨今、骨北町ではどんな体制 ができようとしているのでし ょうか。 安心して地域の人達に支え られて老いの最後を迎えられ るような町づくりの小さな力 になれたらと思っています。 田所 厚子 スプーンにごはんをすくっ ていると、また、大きく口を 空けて待っている姿、自分の 父の姿を思い浮かべながらの 介助とその日一日のわずかな 初めての体験でしたけど…… 「今度来るときまで元気でい てね、必ず丈夫で長生きして ね、きっとだよ/こと声をか けると、「ああー」と何度も 言いながら涙を流して私の手 を離そうとはしなかった。あ のときの姿、私もつらくせつ ない気持ちでした。 ′-1・、 一生忘れられない思い出の 一つが心に残ったことを機会 に、今後の活動に少しでも積 極的に皆さんと共に生きて、 学んで、育って、お互い支え 合いながら、身近な地域社会 のために活動できるようにな ることを願わずにはいられな い気持ちになりました。 匿名希望 - ●1● - ボランティアスクールには 亜名の方々が参加終了され、 今後の活躍が期待されていま す。 「私たちの街を私たちの手でし のテーマのもとに、町民一体 となった地域福祉を享ゑ口う ボランティア活動の推進が望 まれます。 ′ヽ 7
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