広報じょうほく No.380 1993(平成5)年 11月
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糖尿病患者は なぜ増えたのか 糖尿病患者が増えた原因は、 今日の豊か過ぎる食生活と運動 不足にあります。日本の自動車 の普及率や日本人の脂肪・砂糖 の摂取量の伸びと、糖尿病患者 の増加は比例しています。 交通機関の発達で、わたした 知っていますか 糖尿病のメカニズム 食べ物は体内に入ると、糖質 は分解されブドウ糖になり、腸 から吸収されて血液の中に入り ます。さらに、細胞に取り込ま れてエネルギー源となるのです。 このとき、すい臓はそのブドウ 糖の量に見合ったインスリンを 年一回の 成人病検診を怠れずに 四十歳を過ぎたら、糖尿病に ついて考えてみてください。年 に一度の成人病検診を行い、体 のチェックをしましょう。もし 糖尿病と分かっても慌てること はありません。医師の指示に従 い、食事療法、運動療法、薬物 療法に努めれば、普通の人と変 出し、ブドウ糖が細胞に取り込 まれやすいように手助けをする のです。 ところが、何らかの原因でイ ンスリンが出なかったり、出に くくなったりします。こうなる と、ブドウ糖が細胞に吸収され ないために血液中に増え、糖が 慢性的に尿に出るようになるの です。これが糖尿病です。 ′.-一1. ちは普ほど歩かなくなりました。 また、欧米の影響を受け、高カ ロリーで高コレステロールの食 生活となっています。食生活が 豊かになり、生活が楽になるよ うに工夫してきたことが、かえ って食べ過ぎや肥満、運動不足 を招いて、人々を糖尿病にして いるというのは皮肉なこととい えます。 わらない生活を一生送ることが できます。 むしろ〝一病息災〞と考えて、 日ごろの生活習慣を改めてみて はいかがでしょうか。「糖尿病 は習慣病」といわれるぐらいで すから……。 い汚塗二∴\ 茨城県では、交通事故死亡 者の増加に歯止めをかけるた め、10月1日から12月31日ま での3か月にわたり、ファイ ナル93死亡事故抑止90日作戦 を展開しています。 期間中は、県内各主要道路 での街頭キャンペーンの実施、 広報活動の実施等とあわせて 指導取締りも強化されます。 ドライバー並びに歩行者の 皆さん、交通ルールをきちん と守り、交通死亡事故の防止 に努めましょう。 ◎平成5年の県内交通死亡事 故発生状況(10月20日現在) (茨城県内) 発生件数 16、122件 391名 死亡者数 負傷者数 19、450名 瀬全国ワースト5位 (水戸警察署管内) 発生件数 2、475件 43名 死亡者数 死亡事故抑止 90日作戦展開中/ お し ら せ 警察では、外国人の不法就 労を斡旋するブローカーや不 法に滞在している外国人を雇 用する事業主等の取締りを強 化しています。 事業所等で外国人を雇用し ようとする場合は、 ′/ 負傷者数 2、745名 瀬県内ワースト1位 《、ソートベルトを 必ず締めましよう》 不法就労外国人を 雇用しないために 第10回常北町マラソン大会 を、12月5日㈲に開催します 参加資格は小学生以上で、 距離は1h、2h、3hで、 町トレーニングセンター付近 の3コースです。 申込み及び詳細につきまし ては、次へお問合せくだきい。 常北町公民館(トレセン内) ℡88-5575 0 適法に働くことができる 外国人かどうか、旅券・就 労資格証明書等で在留資格・ 在留期間等を確認してくだ さい。 ○ 留学生・就学生について は、資格外活動許可がある かどうか。また、許可され た活動の内容についても確 認してください。 以上の点に留意されて、就 労が認められない外国人を決 して雇用しないようにお願い します。 問合せ 茨城県水戸警察署 ℡24-2111 常北町マラソン 大会参加者募集 広報じょうほく

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