広報じょうほく No.375 1993(平成5)年 6月
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今、上入野地内で、埋蔵文 化財の発掘調査が行われてい ます。 これは、県道水戸茂木線道 路改良工事に伴う発掘調査で 茨城県教育財団が主体となり 9月末日まで実施される予定 です。 既に、調査区域からは、平 安時代の住居跡等が確認され ています。 平安時代の住居跡 出現′ 今後、調査の進捗に伴い、 諸に包まれていた常北町の古 代史が少しずつ解明されてい くものと思われます。 訴査には、地元の上入野を はじめ町内30数名の方々が財 団調査諌の指揮のもと、熱心 に作業に従事されております。 機会がありましたら、作業 の妨げとならをいように、現 地の調査の様子をご覧になる ことをお奨めします。 きっと貴方を舌代のロマン に導いてくれることでしょう。 埋蔵文化財を保存しよう ところで、私達の住む常北 町には、遺跡・古墳等が多く これまでに24か所確率されて います。 Lかし、開発等によって、 既に摩滅(いんめつ)してし まった遺跡がいくつかありま す。また、今後新たに遺跡が 発見きれる可能憾もあ巧ます。 今回の県道改良工事に伴う 確認調査では、新たに4遺跡 が見つかりました。 埋蔵文化財は、学術的研究 や文化的な面で計り知れない 価値を持ち、町民の財産とし て今後も保革・保有しなくて はなりません。 号こで、今固のように遺跡 所在地で止むを碍ず開発をす る場合には、発振調査を真滝 して記藤保存を行い、後せに 永く残すことになっていませ㌔ ですから、埋蔵文化財の所 在する場所や隣接地、周辺地 で土木工事専を実施する計画 を立てた場合には、速やかに 教育委具合までご連絡くだき るようお願いします。 教育委月会では、所在の有 無の確認と遺跡の範囲や概要 についてお知らせするととも に、その取り扱いについての 協議をいたします。 また、工事中等に埋蔵文化 財と思われるものを発見した 暗も速やかに教育委員会まで お知らせください。 ℡8AT-⊥d-■・・一・・ 内線219 5月23日、中学校入口に、 1、600本のマリーゴールド が、婦人団体の手によって植 えられました。 「花」と「ふれあい」のふ るさとづくり雅進事業として 実施したもので、約60名の婦 人ボランティアの協力があり ました。 これからは、道行く人たち の日を楽しませてくれること でしょう。 マリーゴールド ー、600本埴栽 広報じょうほく
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