広報じょうほく No.373 1993(平成5)年 4月
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生活環境の中で最も要望の 高いのは下水道の整備であり ます。 河川の汚染の要因は多岐に わたっていますが、生活雑排 水もその一つで生活環境の悪 化をもたらしています。 健康で快適な生活を営むた めには、計画的な整備が必要 であります。幸い、那珂久慈 流域下水道に参入し、一昨年 より既に管渠工事に着手して おりますが、本年度も引き続 き管渠工事を促進してまいり ます。しかし、ご承知のとお り下水道事業は膨大な費用を 要し、町財政の大きな負担と なりますので、計画的、効率 的かつ長期的な展望に立ち、 これを進めてまいります。 また、下水道計画区域外と しまして、上入野地区に農業 集落排水事業を既に着手して おり、本年度も引き続き進め てまいります。 下 交通事故は、一瞬にして尊 い生命を奪うなど被害者だけ でなく加害者にとっても悲惨 なものであり、依然大きな社 会問題であります。 特に県内での交通事故によ る死亡者は、平成4年1年間 で481人を数え全国ワース ト8位で、平成5年1月から 現在で100人以上が亡くな るなど多発しています。 運転者と老人、子供等の歩 行者が一体となった交通安全 教育を行い安全運転の励行、 国道123号線の下水道工事 1■ 町民が安心して暮らすには、 町民の生命、財産を災害から 守っていく必要があります。 これは行政に課せられた最も 大きな使命の一つであります。 それには、消防力の強化、 地域ぐるみの防災活動と災害 時における迅速かつ的確な防 災活動が行える施設の充実と 日常の防火訓練を行っていか 交通マナーの向上など安全意 識の高揚を図ることが必要で あります。 このような中で、交通安全 協会及び関係機関の協力のも と、幼稚園、小中学校児童生 徒の交通安全教室などを開催 し、交通安全の徹底を因って まいります。さらに、各種団 体の協力を得て、町民稔参加 の交通安全運動を展開してま いります。 また、カーブミラー、ガー ドレールの設置と交通標識な どの交通安全施設の整備を図 ってまいります。 消防 なければなりません。 このため、引き続き防火水 槽、消火栓、ホース格納椅の 設置など施設の整備を図り充 足率を高めてまいります。ま た、区長をはじめ関係者各位 のご協力により27区で婦人防 火クラブを結成することがで きました。これらの組織を通 して町民の皆様に、防火の啓 蒙、初期消火の訓練等の成果 が上がっているところであり ます。本年も、これらの防災 思想の普及を図るため、防災 訓練車を購入し防災町づくり を進めてまいります。 ′ \ 」‘ なお、消防体制の常備化に ついては、水戸市への事務委 託を進めてまいりましたが、 今回これが決定しましたので、 今後委託協定をしてまいりま す。これにより従来の救急業 務と、新たに消防業務が加わ ることにより消防、防災体制 が確立されましたので、広報 等により町民への周知徹底を 図り万全を期してまいります。 また、気象徽測機器をコミ ュニティセンター屋上に設置 し、防災、教育面などに積極 的な活用を図ってまいります。 常北町の消防休制は,水戸消防署 飯書出張所になります 広報じようほ<.
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