広報じょうほく No.373 1993(平成5)年 4月
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林業を取り巻く環境は、外 材の輸入、就業者不足などに より、その振興は難しいもの がありますが、森林の保全は かんよう 災害の防止、水源の海養など 生活に欠くことのできない重 要なものであり、現在、地球 朝な規模の中で環境問題とし ても議論されているところで もあります。 このような森林の持つ機能 の大切さを、次代を担う児童 が学び、体験することが必要 でありますので、引き続き小 消費者ニーズの多様化や、 モータリゼーションの進展に 伴い、消費行動の広域化と町 内への大型量販店の進出、そ れに加え、大店法の規制綬和 など、本町商業を取り巻く環 境もますます厳しいものがあ ります。 これらに対抗していくには、 消費者ニーズや行動の変化に 対応できる商店街づくりが必 要であります。そのために、 経営者の皆様に自ら参画し行 動を起こす機運を形成するこ とが必要であります。 このため、今後は、更に商 工会の育成強化と助成事業を 推進し、楽しみながら買物が できる商店街づくりを、まち づくりと一体となった施策と 松小学校児童による「みどり の少年団」を育成し、自然を 大切にする、心豊かな人間形 成に努めてまいります。 、 また、森林組合に助成をし てまいります。 工業の振 して進めていきたいと考えて おります。 次に、工業の振興でありま すが、本町への企業進出は、 ここ数年その気運が高まって いるところであります。 本年も、商工会活動強化を 図る助成や、商工会館建設費 助成、自治金融借入れ者への 利子補給を行ってまいります。 商工業の活性化は、何とい 的なまちづくり計画のもとに、 っても地域開発による新たな 企業の誘致を図ることにより、 それに伴う消費人口の増加と 就労の場が確保されることに あります。したがって、総合 関係機関、町開発公社とタイ アップし、優良企業の誘致を 積極的に図ってまいります。 また、進出企業及び用地提 供者については、引き続き企 業立地奨励金を交付してまい ります。 労働時間の短縮によって、 自由時間が増え生活の中に占 める余暇時間は大きく変わっ てまいりました。また景気の 低迷により、安価でしかも良 質なものを求めるなど、観光 に対するニーズも変わってま いりました。 これらの新しいニーズに対 応するため、家族旅行村藤井 川ダム「ふれあいの里」を中 心とした整備を図ってまいり ■藤井川ダムの再開発 / \ ます。特に藤井川ダムについ ては、平成唱年を目標に本年 よりダムの一部改修、周辺整 備等の大規模な再開発事業が 行われますので、今後観光的 需要はますます高くなるもの と考えます。 したがって、「ふれあいの 里」内に、物産資料館を建設 し、当町の特産品の販売と町 のPRを図ってまいりたいと 考えております。 昨年度から、町開発公社に 管理運営を委託し、2年次に あたりますが、利用者に不便 等をかけないように、管理運 営については、万全を期して まいります。 また、昨年に引き続き、産 業文化祭を開催いたします。 広報じょうほく
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