広報じょうほく No.372 1993(平成5)年 3月
5/14
上入野の園部金吾さん(69)、 高檎久作さん(73)、綿引省 三さん (67) の3人は、上入 野台青木のバス停に、手作り 手作りパス待合所建築 上入野台青木バス停 利用者から たいへん喜ばれています。 待合所は、幅約3m、奥行 き1・5mで、柱や壁、ベンチ はヒノキの間伐材を利用し、 一感謝状を手にする 高橋さん、綿引さん 園部さん(左から) 今回で32回を数える「みん なで行う社会教育の集い」が 2月21日に、コミセンホール において開催されました。 みんなで行う社会教育の 集い」は、社会教育の充実を 図り、明るい町づくりを願っ て毎年実施しているところで すが、今回は、国民的緊急課 題である、「エイズ予防」につ いて、個人、家族、地域でど のような取り組みをすべき か、町民各位が正しい知識を 身につけるために、講演会を 開催しました。 講演会にあたっては、NH K解説委員の小出五郎氏を講 かわら屋根を使ったログハウ に感じ待合所を作ったとのニ と。 ス風です。 バス停の利用者は、一日15 町では、さっそくこの心塩 入前後ですが、寒風の中お年 まる行動に対して感謝状を授 寄りが立っているのを気の毒 与いたしました。 「あなたの身近にも…… エイズは、今」 みんなで行う社会教育の集い開催 師に迎、え、「あなたの身近に も……エイズは、今」という 演題のもと90分間にわたり 講演が行われました。 冒頭、「血液型による性格 判断」の話題に始まり、HI Vの科学的組成や感染のしく みについて専門的な講話のあ と、「エイズ予防の叫ばれる 理由」について図表を用いな がら、わかりやすく講演しま した。 講演直後の質疑では、沢山 の参加者から熱心な質問が出 され、丁寧な解説をいただき ました。 エイズは、町民一人ひとリ がエイズ感染を予防すること はもとより、エイズ感染者が 身近に出たとしても、感染者 が不利にならない社会を形成 して行くことが感染者の増加 防止には大切です。 なぜなら、エイズと共存で きない社会では、感染者が潜 行してLまい、予防の手だて がとりにくくなってしまい、 増加を助長してしまいます。 私達も、これからは、エイ ズの予防に心掛けるとともに、 一正しい知識や認誰をもって、 エイズ社会の中で生きて行か なければなりません。 ■小出五郎先生の講演 広報じようほく
元のページ