広報じょうほく No.371 1993(平成5)年 2月
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エイズウイルスに感染するもっと も危険なルートは、性的接触です。 それ以外の日常的な接触では感染 の心配はありません。 エイズの症状には こんなものがある エイズの発病は一つの症状 だけではなく、複数の感染症、 悪性腫瘍などが同時に現われ ることが多いのが特徴です。 また最近はエイズウイルスな どが原因の脳炎、痴呆、神経 障害が増えてきています。 なお代表的な病気は次の通 りです。 ■カリニ肺炎……カリニ原虫 という微生物が肺の中に巣ぐ うことで起こる肺炎。エイズ 患者の約七割に発生していま す。 ■カンジダ症……カビの仲間 であるカンジグ菌が口の中、 舌、食道、胃などに繁殖し、 潰瘍を作る病気です。 ■カポジ肉腫……皮膚などの 特殊ながんで、身体中のどこ にでもできます。 A (後天性) Cquired エ (免疫) イ mmunO D (不全) eficiency ズ S (症候群) yndrome エイズ=日本の状況 日本では一九八五年に初め ててエイズ患者が確認されて 以来エイズサーベランス委員 会ができ、感染者と患者の発 生状況が把握されております。 一九八九年1後天性免疫不 全症候群の予防に関する法律L が施行され、医師の届け出が 義務づけられる。 諸外国に比べ日本の感染者、 患者は少数にとどまっていた が最近感染者が急増しているe 一九九二年八月未現在患者数 は四九七人、感染者は二三六 九人になっている。 在日外国人の感染者が増え ていることと、異性間の性的 接触による感染者の増加によ り、エイズの状況は新しい局 面を迎えている。 次けで‖、Jィ.γ、の感 染接ぎ守宮艶ぽ防ぼ轟か 讐生野圃塞睦ぎ竃添意表 か等にりいてjJ知Lせい たします。 広報じょうほく
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