広報じょうほく No.370 1993(平成5)年 1月
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〜学習紹介②〜 「人形劇・おおかみと七匹 の子やぎのはじまり′・」老人 保健施設のお年寄りの盛大な あ 拍手が沸く……。人形劇のあ とは、子どもたちの作った紙 芝居、ゲーム、リズム遊び、 うたなどの楽しいひとときb 今日は土曜日の午前、子ど もたちは学校があるのでお母 さんグループの出演です。 この若い母親たちのグルー プは、少年少女ボランティア 教室(指導講師・寺門孝子さ ん) の協力団体としヱ昨年五 月に練成されたのです。 少年少女ボランティア教室 は、子どもたちにボランティ アの心を育てようと常北町公 民館が五年前に開設したもの で、町内の独り暮らしや巌た きりのお年寄りに暑中見舞、 年賀状などのお便りや、千羽 鶴を折って慰問するなどの活 動を続けています。この活動 には石塚四区婦人学級の皆き んも積極的な協力をしていま す。 今年、コミュニティセンタ ーに図書館が開館したのを磯 に、そこで幼児や小学校低学 人形劇 紙芝居・読み聞かせで ボランティア活動 年の子を対象に紙芝居や読み 聞かせをしてはという講師の 提案に、子どもたちの若い母 親たち九人が参加、人形劇も ということになり、その製作 が始ったのです。 十月には保育園、公民館祭 りでの発表出演、十一月には 老人保健施設へ慰問出演を行 っています。学校が休みの日 は子どもたちで、授業日は母 親たちで出演。紙芝居と読み 聞かせは八月から毎月二回、 母親と子どもたちでチームを 組んで、簡単なゲームなども おりこんで毎回二、三十人の 参加者を対象に括封を続けて います。子どもと大人が一緒 になっての活動を通して福祉 の聴を広げられるのならと町 民蕎師にも登録しました。 寺門孝子さんは「皆さんに 喜んでいただけるのが何より、 下古内にお住まいの小島き ょさんは、茨城県PTA連絡 協議会が募集した平成4年鹿 家庭教育実践事例集「愛の記 藤Lに応募したところ優良賞 を受賞されました。 この「愛の記録Lは、より よい家庭づくりをめざす、わ が家の家庭教育の体験事例で ( 子どもや若い人達に教えられ ながら活動できるのがうれし いゃ今後は町の伝説や民話も とり上げたいピと意欲を語る。 「愛の記録」で小島さんが 優良賞に輝く す。 日頃からペンを執ることを 楽しみにしている小島さんは、 子を思い、家庭を思い、地域 社会のことを思って生きてき た自分の足跡を、1私の入十 年を顧みて」と題してまとめ られたものです。 詳細については生涯学習推 進室にお問い合わせくださいさ ℡8813111 内線355 ▲日頃からペンを執ることを 楽しみにしている小島さん 広報じょうほ<
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