広報じょうほく No.370 1993(平成5)年 1月
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河川などの水域は、複数の 市町村にまたがっている場合 が多く、その永域の水質を守 るために、行政区域にとらわ れない二つ以上の市町村の下 水を集め、広域的、効率的な 処理を目的としているのが流 域下水道です。 那珂久慈流域下水道は、常 北町、日立市、勝田市等11市 町村で構成されており、この うち13、793ヘクタール を計画区域とし、久慈川、那 珂川の水質汚濁防止と生活環 境の整備を目的としています。 なお、本計画は昭和52年度 から建設が進められ、平成3 年度までに勝田市、日立市等 7市町村で供用が開始されて います。終末処理場の那珂久 那珂久慈流域下水道 とは 着々とすすむ下水道事業① 快適なくらしをもとめて 慈浄化センターは、勝田市に あり、敷地面積35ヘクタール で、各市町村から流れてきた 汚水を標準活性汚泥法で高級 処理したうえ太平洋に放流し ています。 また、当町の汚水を受けも つ流域那珂幹線は、那珂西字 計画概要 につ いて 事 業 名 那珂久慈流域下水道事業 計 画 面 積 13,793ba 水戸市の一部、日立市の一部、勝田 市の一部、那珂湊市、常陸太田市、 関 係 市 町 村 那珂町、瓜連町、大宮町、東海村、 大洗町、常北町 計11市町村 計 画 人 口 約408,000人 計 画 汚 水 量 28万mソ日(日最大) 面 積 35ムa 処理場 処理方法 標準活性汚泥法 処理施設 6系列 事 業 年 度 昭和52年度~平成17年度 総 事 業 費 1,025億円 松山下から那珂川を横断し、 那珂町菅谷に接続する管渠工 事も菅谷地内から急ピッチで 進められています。 那珂久慈流域下水道事業の 概要は次のとおりです。また 次号は、常北町の概要をお知 らせいたします。 広報じょうほく
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