広報じょうほく No.370 1993(平成5)年 1月
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那珂西一区推進員からのお すすめ品です。 骨粗しょう症になってから 治療するのでは、時間もかか り大変な苦労です。 若いときからカルシウムが 不足しないよう努めることが 大切です。 牛乳・乳製品に含まれるカ ルシウムの吸収率は、60〜70 %、その他のカルシウムを含 む食品(小魚・野菜など)は、 30%程度で、牛乳・乳製品の ほうがよく吸収され、カルシ 牛乳入り茶わん蒸し 材 料(6人分) ′■\ 食生活改善推進員連絡協議会から 牛乳入り茶わん蒸し 牛 乳 卵 海 老 鶏 肉 しいたけ きぬさや かまぽこ(白) 醤 油 塩 出 し汁 m 個 尾 g枚 g g 1 2 比 80 3 6 祁 6 60 6D 小 り 20 4 \ 一- \ 、 - .‖ハJ .〃」 ウムあ供給源として優れてい ます。 今回は、牛乳を使った茶わ ん蒸しです。 《作り方》 1、出し汁を作り、冷まして おく。 2、海老は、背わたをとって 殻や尾をむいて、酒・塩少 少を振っておく。 3、鶏肉は小さく切り、小さ じ1の酒としょうゆを合わ せた中につけておく。 4、きぬさやは茹でておく。 かあさんの歌 第二次世界大戦後まもなく わき起こった「うたごえ運動し は、やがて労働組合や職場サ ークルを超えて、一般大計の 間にも浸透していきました。 外国の歌曲や民謡、新しく 創作された曲などが歌集の中 に織り込まれ、ブームとなっ た「うたごえ喫茶」とともに 人々に愛唱されるようになっ たのです。そのう、え、ボーカ ルグループや歌手によるレコ ード化も、流行に拍車をかけ ました。 「かあさんの歌Lは、うた ごえ運動に参加していた窪田 聴によって昭和31年につくら 5、かまぼこは小さめに切っ ておく。 6、しいたけは洗って軸をと っておく。 7、良くほぐした卵と出し汁 作詞 窪田 聡 作曲 窪田 捻 れました。当時は、交通・通 信機関も現在ほど発達してお らず、地方から出て都会で働 く人にとって、故郷はまだ遠 くにありました。そういう時 代にあって、故郷やそこに暮 らす父母への思慕の情に満ち たこの.歌は、人々の共感を呼 びました。 この曲を作るに当たり、窪 田は、かつて疎開した信州の 田舎をイメージしたといわれ ています。具体的な表現描写、 母からの便りの言葉を挿入す ることによって、暖かなぬく もりとひなびた味わい、そし て寒村の風土色豊かな歌に仕 へ ( と牛乳を合せ、塩、しよう ゆを加え、うらごし器を通 す。 8、器に具を並べ、7を注ぎ 蒸し上げる。 上げられています。 歌詞の内容や言葉と音楽の 扱い方について、その問題性 を指摘する声もないではあり ません。しかし、故郷の自然、 父母の子どもを思いやる気持 ちを愛唱性あふれる旋律で包 みこんだこの歌は、個々に抱 く故郷のイメージを超えて、 わたしたちの胸の内をなぐさ める力をもっています。 -・佐野 靖 - (東京芸術大学助教授) 11 広報じようほ<

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