広報じょうほく No.365 1992(平成4)年 9月
2/12

春園集落センター広場で、 8月8日、区民総出の納涼盆 踊り大会が盛大に開催されま した。 これは、町内各区における 自主的、主体的な地域づくり 事業の取組みを支援する町の 区活性化事業(1世帯1万円 助成)で実施したものです。 一区民ガそろって楽しむ盆踊り 春園区活性化事業による t 盆踊り大会を開催 春園区では、家族単位の楽 しみではなく、一歩すすんで 区民がみんなでそろって催事 を通してふれあい、行動し、 みんなで楽しむ機会があって もよいのではないかという考 えから盆踊りを計画し、この 盆踊りが、今後も継続され、 ふるさと春園の新しい伝統芸 ′ \ 生涯学習を 考える… 生涯学習については、いろ いろ言われていますが、要す るに、私たち自身が八十年以 上におよぶ人生を、いかに健 康でしかも心豊かに生きるか がその根本にあります。 そのために、何を、どうす ればよいのかといった問題を 一人ひとりが考、え、手をつな ぎあって解決していくことが 大切なポイントになります。 仕事一途に没頭し、〝会社〞 人間として働いていた人の定 年後は、生活が大きく変わり 何をしたらよいのか戸惑うば 能として発展して行くことを 期待しています。 かり。そういう男たちを指し て「粗大ゴミ」 「ぬれ落葉」 という言葉が一時はやったこ とがあります。そのような存 在になったのでは、楽しく豊 かな人生とは言えません。 また、子育てについても、 「子育て十年、子離れ十年」 というように、子どもが成長 するにつれ、子どもの自立を 育てる子離れが大切な要件と されています。子どもが成人 し、結婚して、親経れされて から生きがいを探すのではな く、少しずつ子離れしていく 時こそ、将来に向けてのお母 さん自身の生涯学習の時なの です。 仕事に励む人も、定年を迎 えてから自分の生きがいを探 すのでなく、定年の前から、 健康のこと、生活のこと、ス ポーツのこと、趣味のこと、 定年後のことなど考えて生き 方を築く学習をしなければ、 楽しく実りある第二・第三の 人生を送ることはできません。 生涯学習は高齢者だけがや るものではないのです。 「学習」というと何か学校 ・\ 教育だけを思い出されるかも 知れませんが、学習とは自発 的に何かを学ぶ姿勢です。 生涯学習は生涯楽習です。 いつでも、どこでも、だれも が楽しく学ぶことです。 学ぶものは無数にあります。 スポーツや趣味、教養、消費 生活や環境問題等々。 なんといっても生涯学習は 町民の皆さん一人ひとりが主 役です。健康で生きがいのあ る人生のために、楽しく活気 ある学習に取り組んでいきま しょ、つ。 生涯学習についてのお問い 合わせは ℡88-3111内線355 《生涯学習推進室》 ▲少年少女ボランティア教室 広報じょうほく

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です