広報じょうほく No.364 1992(平成4)年 8月
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学童期① 食習慣の完成期としての食 事 学童期は食生注の基礎がで きる時期です。しかし、この ころから学校給食が始まり、 また、外で食事をする機会が 増えたりで、外の影響を受け るようになります。そして、 子どもの肥満が本格的に始ま るのもこの頃からです。努め て家族で食事をするようにし、 子どもの食事の変化を知りた いものです。 丈夫なからだづくりに欠か せないカルシウムの補給に、 牛乳、乳製品を十分とり入れ ましょう。また、ビタミンや 、ミネラルを多く含んだ野菜と 果物を毎日食べるようにした いものです。 学童期は、好き嫌いが顕著 にでてくる時期です。特にか ぼちゃや人参などの緑黄色野 菜は嫌われるものの代表です 保健婦だより 成長期のための食生活 が、ビタミンやミネラルを多 く含んでおり、また、食物繊 維も含まれています。栄養素 としても、また、腸のはたら きにも大切な食品ですから、 調理を工夫して食べさせるよ うにしましょう。 また、この時期は食べ過ぎ や好きなものしか食べないな どの食生活がみられます。学 童期の肥満は成人病にもつな がりますので、食事はゆっく り、よくかんで、なんでも食 べるような習慣をつけましょ 、つd /′■\ お年寄りのなかには、背中 が曲がったり腰が曲がったり している人がいます。これは、 従来「年のせい」と考えられ ていて、お年寄りはもちろん、 医師や保健■関係者も当たり前 のことと思っていました。 しかし、最近になって、こ れは単なる骨の老化ではなく、 「骨組しょう症」であること が分かってきました。 骨組しょう症とは、骨の中 身が極端に減り、すき間がで き、空洞部分が多くなる病気 です。こうなると、骨全体の 硬さが失われてもろくなり、 健康テレホンサービス ℡あ讃 22-2600へ こつモ 骨組しょう症にならないために ㌣篭’’ 9月のテーマ = アルツハイマー型痴呆 函 学童の糖尿病(食事指導) お 年 寄 り と 薬 頭痛のいろいろ 眼 精 疲 労 重唱 しのびよるエイズ つぶれやすくなります。この ため、背中が曲がったり、腰 が曲がったりしてくるのです。 このとき、背中や腰に急激な 痛みを伴うことがあります。 骨組しょう症になると、重 いものを待ったり、つまづい たり転んだりしただけで、骨 折しやすくなります。特に折 れやすい箇所は、①背骨・腰 骨②手首③腕の付け根④太も もの付け根です。なかでも太 ももの付け根の骨折は、その うち二割前後の人が渡たきり になるといわれています。 骨組しょう症の目安となる ′l\ お貸しします べット・エアーマット 町では、痛気などにより、 寝たきりになった老人のご家 庭での介護に役立てていただ くために、ベットとエアーマ ットを貸し出しています。 エアーマットは、床ずれが できにくいので利用される方 がふえています。 ご希望の方は、役場住民福 祉課までお問い合わせくだき ヽ U IV 三大特徴は、①背中が丸くな る②身長が低くなる③急激な 陣背痛です。 もし、この三つがそろうよ うなことがあれば、医蝶機関 に行き、診察してもらうよう にしましょう。 広報じょうほく

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