広報じょうほく No.360 1992(平成4)年 4月
5/20
生活様式の多様化と生活水 準の向上に伴い、排出される ごみは量的に年々増加し、質 街並景観 町民が誇れる美しくうるお いのある街並景観を形成する ためには、中心街を含めた区 画整理が不可欠であります。 それには、何よりも地域住民 の合意形成が最も重要であり、 むずかしい面もありますが将 来にわたるまちづくりの観点 からも、避けることのできな いものであります。 したがって、引き続き啓発 事業を進めながら、住民との 対話を積極的に、そして、ね ばり強く推進し、事業化に向 けて努力してまいります。 環境衛生 快適とうるおい 健康的で快適な生活環境と 健全な市街化を図るためには、 下水道を計画的に整備する必 要があります。幸い、長い間 懸案でありました那珂久慈流 域下水道に参入でき、昨年度 より着手しました。また、下 水道計画以外の地域としまし て、上入野地区に農業集落排 的にも複雑化しており、ごみ のない清潔な町づくりを進め るため分別収集、リサイクル の推進により、省資源化、再 利用などに努めてまいります。 し尿処理につきましては、城 北広域事務組合により施設の 整備を図り処理に努めていま すが、処理量の増加、さらに 施設の老朽化により施設の改 良が急務であり、引き続き広 域事務組合の中で検討してま いります。 交 下 水道 ∈ 有事業を導入し、本年度より 訂手してまいります。 運転者、老人、子供を対象 に交通教育などを開催し、安 全運転の励行、交通マナーの 向上、安全意識の高揚に努め るほか、ガードレール、カー ブミラーの設置、交通標識な どの交通安全施設の整備を図 ってまいります。また、」父通 安全協会を中心に各種団体の 協力を得て、町民総参加の交 通安全運動を展開してまいり ます。 町民の生倫・財産を保全す る消防・防災体制の整備は、 行政に課された大きな使命の 一つであります。 まず、火災時に対応する消 防施設の整備については、消 消防・防災 防機具置場、ホース乾燥塔の 新設と小型動力ポンプ積載軽 自動車の三点をセットとして、 昨年度に引き続き整備し、さ らに、防火水槽も水利の必要 性の高い地区に整備し、充足 率を高めてまいります。 次に防災関係につきまして は、水戸市消防本部の協力を 得て、稔合防災訓練を実施し、 防災体制に万全を期してまい ります。 なお、長年の懸案事項であ りました消防体制の常備化は、 水戸市との数回にわたる消防 行政懇談合の結果を踏ま、え、 本年四月隣接の桂村とともに、 国からの政令指定を受け、平 成五年三月末、水戸市への事 務委託方式で常備化を進める 計画であり、今後、水戸市と の事務委託協定の締結、一一 九番回線の水戸市消防本部へ の移設事務手続きを進め、消 防常備化への対応を進めてま いります。 広報じょうほく
元のページ