広報じょうほく No.360 1992(平成4)年 4月
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林業の振興 林業を取り巻く環境は、外 材の輸入増大などにより、そ の振興はむずかしい状況下で ありますが、緑の保全は災害 の防止、水源かん養など生活 に欠くことのできない重要な ものであり、二十一世紀を担 う若者に森林のもつ機能と大 切きを学ばせることが今重要 であると思われますので、昨 年結成した小松小学校児童に ょる「みどりの少年団」を育 成し、自然を大切にする、心 豊かな人間形成に努めてまい 農業後継者対策 後継者の育成は、農業分野 のみでは解決できないほど極 めて厳しいものがあり、関係 団体及び結婚相談員などの協 力のもと後継者の育成に一層 努め、引き続き後継者クラブ の育成強化に努めてまいりま す。 本町の商業を取り巻く環境 は、消費者ニーズの多様化、 高級化志向、県都水戸市への 大型店や専門店の進出、交通 体系の変化による消費者の流 出、さらに町内に大型量販店 の進出などにより商業環境が 大きく変化してきており、こ れらの多様化する消費者のニ ーズと量販店に対応する商店 街の整備と購買力を高める必 要があります。 このため、商工会の育成強 化と助成事業を推進し、安心 して楽しみながら買物や交流 ができる商店街づくりに努め てまいります。また自治金融 等の金融対策も引き続き実施 ります。 商工業の振興 ′し r■ 「 ● してまいります。 次に工業の振興であります が、企業立地に係る奨励金交 付制度を用地提供者について も適用できるようにするとと もに、町開発公社とタイアッ プし工業立地の基盤の整備を 図り、企業立地の環境整備を 積極的に進めてまいります。 さらに、優良企業の誘致を 促進し町民への就労の場の確 保を図ってまいります。 観光・レクの振興 里については、管理体制の充 実、独立採算性での運営、運 営の弾力性をもたせるため、 常北町開発公社に管理運営を 委託するものであります。 また、昨年に続き七夕まつ り、産業文化祭を開催いたし ます。 自由時間が増大し、生活の 中に占める余暇時間の割合が 大きくなっており、観光レク リエーションに対するニーズ も従来の「見る観光」から「参 加」、「滞在」型へと変わっ てきており、これに対応する 振興方策として、ふれあいの 里を中心とした、周辺地城観 光レクリエーション整備構想 基づき十分検討してまいり す。 また、核となるふれあいの r11 ( 道路の整備 県都水戸市への通勤者の交 通量は、年々増加の傾向にあ り、特に朝夕の混雑は生活機 能に少なからぬ影響をもたら しており、これらの交通混雑 の解消と町民生活の利便性の 向上を図るため、国・県道の 早期改良を国及び県に要望し てまいります。 また、幹線町道について、 引き続き国・県補助事業を導 入し、さらに町民の日常生活 に直結する生活道路につきま しては、地権者の理解と協力 をいただき拡幅整備など積極 的に進めてまいります。 広報じょうほく

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