広報じょうほく No.360 1992(平成4)年 4月
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町では、高齢者でも特に独 居老人向けの緊急通報システ ムの導入を計画していました が、今回隣接する水戸市のシ ステムに相乗りする形で4月 1日から運用開始に踏み切り 独居老人緊急通報 システム運用開始、 ました。 このシステムは、独り暮ら しのお年寄が突発的な事態で 救助を必要とするとき、首か けペンダント式の発信機ボタ ンを押すと自動的に自宅の電 ▲片岡さんと通信する松崎町長 話から水戸市消防本部に通報 され、同本部の通信据令室の ディスプレイに映し出される ものです。本部では、受信と 同時に呼び返し、応答のある 場合は状況に応じて対処し、 応答のない場合はあらかじめ 指定された民生委員が急行し 状況を確認して報告してもら い迅速な対応を可能としてい ます。 4月2日の運用開始式には、 町から松崎町長、綿引議会議 長、根本消防団長、猿田助役、 民生委月3名ほか福祉関係者 が出席し、水戸市からは佐川 市長、根本保健衛生部長、植 田消防長ほか市役所及び消防 本部の幹部が出席して行われ、 両首長のあいさつ、線引議会 議長、植田消防長の祝辞の後、 テープカット、試験通信を実 施し、松崎町長から石塚在住 の片岡一枝さん(釦歳)との 「町長の松崎です。いかがで すかノとの呼びかけに、「よ く聞こえますゾとの返答があ り無事に式典を終了しました。 救急車贈 常北町では、昭和48年2月 から水戸市に救急業務を事務 委託し、水戸市消防本部の救 急車により、患者の医療機関 への搬送を実施しております が、最近は交通事故、急病等 による出動件数が増加傾向に あります。こうした中で、稔 武石材鉱業の野口清社長から 救急業務の充実のためにと、 500万円の寄付があり、そ れで救急車を購入し、野口さ んの了解を得て、・常北町を中 心に広く活躍してもらおうと、 救急業務委託先である水戸市 /l\ 呈式 へ寄贈したものです。 贈呈式には、町から野口社 長、松崎町長、綿引議会議長、 根本消防団長、猿田助役ほか 消防関係者が出席し、水戸市 からは、佐川市長、植田消防 長ほか消防本部の幹部が出席 して行われ、松崎町長から佐 川市長へ記念のゴールデンキ ーが手渡され、両首長のあい さつ、線引議会議長の祝辞を いただき終了しました。 救急車は、水戸市北消防署 に配備され常北方面を中心に 活躍が期待されます。 町長からコールデンキーガ 水戸市長に渡されました 広報じょうほく 服
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