広報じょうほく No.354 1991(平成3)年 11月
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恵 常北町フォークダンス クラブ 萩舎登喜子様 川月6日、私達フォークダ ンスクラブは、国営常陸海浜 公園で実施きれた「いばらき ふるさとまっり」に出場しま した。 朝から曇り空だった天気は 昼ごろから雨となり、私達の 前の発表だった利根町の出演 ぬ 者の方々は濡れねずみの状態 でした。雨はますます激しく、 折からの風も加わって、本部 では中止か背かの問い合わせ もしきりでした。 すっかり仕度も整って出番 を待つばかりの私達も意見は 二つに分かれました。 滞れてしまったら着替えは ないし、家は遠いしと中止を 望む声と、ここまで来てやら ないのは残念む今日の為に練 習したのだからぜひ、踊りた いという声です。私はどちら とも言えない気持でした。 結局、後者のエネルギツシ ユな意見を採り、踊ることに 決定しました。 いよいよ50入金りの踊り子 達は、大きなかけ声と共にス テージ寒のテントから雨の中 へと飛び出しました。 やがて、耳慣れた音楽にさ そわれ、身体が自然に動き出 しました。ステージ中央に進 んだころは、なぐりつける様 な雨に顔は打たれ、目を開け てはいられなくなりました。 屑のあたりから絡みこむ雨 がとても冷たく、最後まで踊 れるかどうか自信さえなくな し りました。周りの人達はどう 思っているのだろうか? とにかく頑張るしかありま せん。司会者は、つぎつぎと 暖かい励ましの言葉をかけて 下さ.いました。それに、少数 ではありましたが雨傘をさし てまで見てくださる観客に対 して気を抜いてはいけないと 思い、雨を意識しないことに しました。 「雨よ、どんどん降れ′」 「仲間よ、しつかり手をつ なごうよ…‥・♪ そんな心囁 ′′.\ で最後まで全員が踊り続けま した。退場のときの声援と柏 手は、今も耳にやきついてお ります。化粧も、セットも、 コスチュームもみんな、みん な雨の中。いい、え、水の中で した。 すがすが しかし、なぜか清々しい充 実感だけは、熱いかたまりと なって込み上げてきました。 ごった返すテントの中で「着 替えを持っている人は、無い 人に譲り合つて下さいがとの 学級長のことば通り、お互い に助け合って帰路につきまし 憎官の で申 し の た 発 が義 視 は 私達フォークダンスクラブの 連帯感を強め、より鮮やかな 思い出を残してぐれた恵みの 雨だったのではないでしょう か。私には、そう患えてなり ませんでした。 ていねいに、優しくご楷導 下さってやる三村先生、クラ ブをよくまとめ、お世話をし て下きいます学級長の入野き ん、小林きん、ほか役員のみ た。 振り返って見ると、こ 点 を 又i れ 、ほんとう ば に の 、生た雨 なさま、そして町役場の方々 に心からお札を申し上げます。 農林水産大臣 から感謝状 上人野 江幡 松男様 増 井 松崎 茂様 ご両名は、永年にわたり農 林水産統計業務の基礎資料作 成のため、農家経済調査とし て日計簿記帳などに協力され、 その功績に対し農林水産大臣 から感謝状が授与されました。 感謝状受賞 下古内 加藤 隆男様 勝見沢 ㈱石井 清様 このたび辞職などにともな い、長い間統計調査員として ご活躍され、統計事業の発展 に大きく貢献されました方に 茨城県統計協会絵裁茨城県知 事から感謝波が贈られました。 広報じようほ<
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