広報じょうほく No.353 1991(平成3)年 10月
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マイナス指向で 物事を考えない この人づくりの底にあるの は、〝感謝〞ということです。 囁和63年の春、四国と本土を 結ぶ瀬戸大橋が開通しました。 まち・池田町」を紹介 しましたが、これらの まちは、これからのま ちづくりにとって、た いへん参考になります。 その一番ベースにあ るものは何かといいま すと、まちづくりは人 づくりだということで す。企業は人なり、あ るいは組織は人なりと いいますが、まちづく りにも同じことがいえ る外です。 これまでに、「スキーのメ ッカ・野沢温泉村」 「太陽と 線の国・宮崎県」 「ワインの 日本ふるさと塾主宰・萩原 茂裕 世紀の大偉業といわれるだ けあって、その橋脚は一つ一 つが巨大ビルのようです。 建設途中にその偉容を眺め る機会があり、つくづくと人 類社会に不可能はないと考え させられたものです。 そしてその夜、この瀬戸大 橋の恩恵を最大といってよい ほどに受けるまちの講演会に 出かけました。講演が終わり、 まちの有志の人たちの話をう かがっていると、「こんな大 きな構がかかれば、このまち は通過都市になってしまう」 という話題がもち上がりまし た。橋が、まちの発展にとっ て、マイナスになるのではな おんけい の恩恵を いか、と受け取ったようです。 しかし私は、このような橋 を一つもっているならば〝陸 の孤島〞が解消できるまちや 村が、現在日本国中にたくさ んあるに違いないと考えまし た。「通過都市になってしま う」というのではなくて「み なさんより何十倍の恩恵を受 けている。尊い税金をたくさ ん使わせてもらっている。そ のご恩に報いるために、素晴 らしいまちづくりをさせても らいます」とそんなふうに考 えることもできるのではない でしょうか。 住民の意識とやる気が まちを左右する ある事をプラスの材料にし ていくかどうかは、住民の皆 さんの意識とやる気に大きく 左右されると思います。 そして、さらに〝感謝〞の むく で報いる ′\ 心がこもれば、おのずから考 え方も行動も変わってくるの ではないでしょうか。 いまは、どんなまちにも、 立派な運動施設や文化会館が 建っています。しかし、感謝 の心がなければ、宝のもちぐ されになってしまいます。l 人一人が感謝の心をもてば、 その施設は何十倍の価値を生 みだし、本当七生かされて使 われるのです。 心の角度を変えて自分のま ちを眺め、そのまちで生きて いることに感謝する人たちが 増えれば、まちは伸びていく のです。 文化祭開催 野内煎産業濃化蓉底竜野民 に綴資し、町民生活節向上と 産業受龍野義単発展に寄与す 轟恕め、農業鶉轟‡糞、文機 部門が増量連携酌もと、町民 各層並びに盛業各界約参加を 、∴て、肴〃、特色・∵牛か.1一た町 民稔祭る為釣産羞真偽泰を疲 Sし」おり聞催しE↓. 憲 畑 ‖ ‖‖ハ‖〓、封‖刷 栄 資 場 中盤抄塾ぼ 凝蓉違裁祭園 自由露亀 農協ひろば 農協構内 ‖.バ術ひ∴H -しセ、ノ ◎ 公民館まつり 欝 期 日 〓〓明山‖榊〜封〓神 器 会 場 卜し- ∵ノン・か∴/ダー 広報じょうlまく

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