広報じょうほく No.353 1991(平成3)年 10月
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公園の部最優秀賞 常北中一年 平賀 陽子さん ー二」んな公園あったらいいな・1・ 私は、この常北町に広-い公園があったらいいなと思いま す。今、コミュニティ広場が建築きれていますが、このよう にいろいろな施設があるのもいいと思います。でも、私が想 像している公園というのは、本当に広くて緑のたくきんある 心のおちつくような所です。建築物なんてなくていいのです。 たくさんの自然があればいいと思うのです。 例えば、公園にある花だんには、四季おりおりの花が植え られて、周りには、さまざまな種類の木を植えます。 四月には、薬師寺のように満開の桜の花がさき、五月には あふれんばかりの緑、六月はあじきいの花…。秋にほイチョ ウやもみじの黄葉や紅葉が見られるような公図です。 噴水なんかがあったほうがもっとステキに見えるかもしれ ません。常北町に緑がないわけではありません。それどころ か、緑は豊富にあると思います。でも、子供達がのびのびと 遊べるような公園があったらいいと思います。 このごろは、ファミコンなどをする子供達が増えてきまし た。ファミコンをするのもいいでしょうが、晴れたよい天気 の日には、外で元気に遊ぶことがよいと思います。 本当にこのごろは外で進んでいる子をほとんど見かけませ ●●●みん ま ち 宅軍●●● める⑳ ′t ん。この前、子供達の声が聞こえてきたので窓の外を見ます と、道路や駐車場で進んでいました。その道路は、けっこう せまいんですが、昼・夕方近くになると、革もよく通る㌢つ になります。大変危ないですよね。こういった時、近くに広 い公園があれば、車に気をくぼることなくのびのびと遊ぶこ とができます。それに、外へ出て遊ぶ子供も増えてくるはず です。子供ばかりでなく、お父さんやお母さん、おじいさん おばあさん方も、ちょっとした時間に公園まで散歩にでかけ、 花や木を楽しむこともできます。 仕事でいそがしい人も、ちょっと公園に立ちよってみて、 ストレスを解消させて、気持ちよくまた仕事にとりくめるこ ともできるかと思います。もし、その公園ができたをら、常北 町みんなのものなんだから、みんなで仲良く使うし、そして みんなで協力し合ってきれいにするんです。 ゴ ミを捨てないことが一番いいことなのですが、どうして もゴミというのは人の集まる所には出ます。そういったゴミ をどうするか。月に一回位、地区ごとにゴミ拾いをやったり、 方法はいくらでもあるのです。それと、四季おりおりの花を 見るためには、花だんの花の植えかえなども必要となってき ます。こういうものは、保育園や幼稚園や学校などで、花の 名前を覚えたり、教養を深めたりしながら進めていくことが できます。取った種やきゆう こんは、まく時期まで保存し ておき、あまった種などは、 植えたりするのを協力してく れた人達に分けたりしたらど うでしさフか。そうしたら、 常北町では、各家庭でも花を 育て、楽しむことができます。 これから、常北町もどんどん 栄えていき、いろいろな建物 ができ、人口も増え、車も増 えていくでしょうが、こうい った公園は、いつまでも常北 町の人々から大切にされるこ とだろうと思います。 自然、緑は、いつも私達に しんせんな空気とうるおいを あたえてくれています。その 分私達は、その緑を守らなけ ればなりません。こういった 公園があれば、すぐ近くで緑 とふれ合うことができます。 そういったことで心が豊かに なります。常北町をよりいっ そう美しく、住みよい町にす るためにこういう公園があっ たらいいなと思います。 こんどできるコミュニティ 広場は、いろいろな行事でど んどん活用し、私が想像して いる広い公園は、毎日の生活 の中で、役に立てばいいなと 思っています。 常北町の人々が、これから も手をとりあって協力し、仲 良くくらしていくために、す ばらしいものを、これからも どんどん作っていきましょう。 広報じようほ<

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