広報じょうほく No.352 1991(平成3)年 9月
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国民年金の被保険者は、国 民年金保険料を納付しなけれ ばなりません。 納めるのがめんどうだ、大 変だからといって未納のまま にしておくと、万一のときに 障害基礎年金や遺族基礎年金 が受けられなかったり、未納 期間が長くなると、老齢基礎 年金が受けられなくなったり、 ねんきんだより 保険料の 納村と免除 ● 年金額が少なくなったりしま す。 もし、経済的な理由で保険 料を納付することが困難な場 合には、申請をして認められ れば保険料の納付が免除され る制度もあります。 年金相談と集合徴収を実施 しますので、この機会にぜひ ご利用ください。 ※くわしくは役場国民年金係 にご相談ください。 ′し したやみしいぶつ ●七会村仏国寺● 下閤に思惟仏あまた朽ちしま ま 猪 野 はるい たいこ かぐいどりすじごくさわ 太古より蚊喰鳥棲む地獄沢 須 江 君 子 いわや 蚊喰鳥棲みて岩屋の太古めく 鈴 木 幸 子 じぞうこけ 遠き世の野ざらし地蔵苔の花 永 山 綾 乃 責を斬らし戦の和郎夷 小 山 静 香 こもれきばんかおくいん 木洩日も射さず晩夏の奥の院 森 島 保 子 ふれあい俳句 き ∈、 えんてんいってき じきつど 炎天に水一滴もなき浄土 安 藤 美恵子 かしなつあぎみ 栗離の墓は傾ぎて夏蔚 小 堀 林 三 -†フもり おく いん 煽壇や昔のままの奥の院 井 坂 光 夫 どうくつ のり 洞窟に棲みつく法の蚊喰鳥 丹 下 やゑ子 聴くとなしきき耳立ててゐる 永 山 と み から 思惟仏の朽ち前だれに蝉の殻 桐 原 桂 花 か恥の花行き止りなる弼掃射 宇 野 英一 根なし藤茂る不思議な墓並ぶ 荒 井 領 雨 称耐願㌃齢鮎く煙り重ねつつ かさ 飯 村 のぼる れいぎん ゆり 霊山の草の深きに百合開く 竹 林 静 子 離断り子の手に及ぶ月明り およ 川 又 文 江 紫陽花に誘はれ志士の墓詣づ と ほた昧 村 千 代 友の家訪ふ螢火桐 原 恵 子 いぎな 夜のをゆく螢火に誘はれ 片 根 てる子 いっしゅんやみ 二 螢火や二聯闇を濃くしたり 大 越 まさ子 こうもりめいあん 煽鹿や明暗深き奥の院 小 野 草葉子 か ぐいどワ ニうもり ⑳「蚊喰鳥は煽短と同じ」 声のみが聞えて闇の螢狩り 美代子 ごと 所 人を待つ如く月待つ月見草 谷 千 里 広報じようほく
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