広報じょうほく No.352 1991(平成3)年 9月
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眉 目常生活の中で自動車は、 私達の足として広く利用され、 かかせないものになっていま す。一方、生活意識の多様化 により辛が通行できない道は、 ややもすると辛が生い茂り、 ⊥ 道としての価値感が少しずつ 薄れてきているのが現状では ないでしょうか。 このような中、那珂西、中 宿2にお住まいの西野みき( 信方)さん73歳は、地域のた めにお役にたてばと、20年間 も町道(一二〇一号線) の葺 こさ とり、木障払いを続けており、 地域住民の方からも感謝され ています。作業は百メートル の区間を3日〜4日かけ年間 (4月、6月、8月)3回実 施。 夏の暑い日に蚊とり 線香を身につけての作 業はかなりの重労働の はずです。 しかし、苦労を苦労 と思わない明るい笑顔 の中には、真から「ふ るさと」を愛し、地域 を愛する心を伺うこと ができます。これから もお体に留意され、地 域社会のために頑張っ て下さい。 J′\ ■‥・ 雇遥■会 区民の交流をより一層深め ようと、青山学区々民の会、 勝見沢支部では8月4日、午 後1時より地元の生活改善セ ンター裏のクロッケー場にお いて区民運動会が行なわれま した。 今年で6回目。来賓に青山 小学校、長山校長を迎、え、競技 種目もUFO、ホールインワ ン、クロッケーなど、高齢者 から小さなこどもたちまで参 加できる内容でまさに区民稔 参加。 また、自然をおかずにして のヤキソバ、スイカ、かき氷 の味は最高〃‥ 子供と親、高齢者が一体と なった笑顔の一目でした。 「里いもの花」 上古内 皆川 保様提供 蜜 ス ス キ 秋の七草をご存じですか。 指を折って、数えてみてくだ さい。 苦茶のうえのおくら 万葉集の歌人、山上憶良が、 「秋の野に 咲きたる花を および折りかきかぞふれば 七種の花」として挙げたのは、 くず 萩、尾花(ススキ)、葛、ナ デシコ、オミナエシ、フジバ カマ、朝顔(キキョウ) の七 種類。なかでも、ススキは秋 の風物詩です。ススキの穂が 風にそよぎ始めると、暑さか ら解放され、ほっとした気分 になります。また、ススキの 白い綿毛は、晩秋の風情にぴ ったりです。 お月見の供え物とともにス スキを飾る風習が各地にある のは、ススキが日本全国に分 布しているからだといわれて います。とはいっても、都会 ふあ でのススキとの触れ合いは、 お月見用のススキを年に一度、 花屋で買う程度になってしま いました。 広報じようほ<

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