広報じょうほく No.348 1991(平成3)年 5月
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です。茶ガラを一つかみ こ フライパンで焦げない程 度によく炒ります。妙ったお茶 の菓を小さな穴を開けたポリ袋 などに入れて、冷蔵庫や食器棚 の中に置いておくと、嫌なにお いが消えます。しけて味が落ち てしまったお茶も、茶ガラと同 あるのが日本茶です。 さて、お茶は飲むだけ でなく、飲んだ後の茶ガ ラもわたしたちの生活に 役立ちます。茶ガラは昔 はそうじ から、部屋の掃き掃除に 使われてきました。集め しlぎ た茶ガラを絞って水気を とり、部屋にまいて掃除 をします。こうすると、 ホコリが立ちません。 いや また、嫌なにおいをと だっし伊つぎい る脱臭削としても効果的 日本の家庭なら、どこにでも お茶の葉の利用 香りもすぐに落ちてしまいます。 緑茶をしけさせてしまったら、 なべ 鍋にお茶の葉を入れゆっくり鍋 を回しながら弱火で軽く妙りま す。こうばしい一風変った〝ほ“ うじ茶″ができあがります。 じように炒れば、同じように脱 臭剤として使えます。 また、集めた茶ガラをカラ功 ラに干して、乾燥させてまくら に入れると、ソバガラの代わり になります。 魚を焼いた後で、台所や部屋 に残る生臭いにおいにも、お茶 の葉は効果的です。まだ魚綱が 熱いうちに、綱の上にお茶の菓 を一つまみ落としてください。 網の上で焦げたお茶のこうば しい香りで、台所や部屋 炉った煙で≠脱臭≠ の生臭いにおいはなくな ります。 また、魚などを料理し た後、手に生臭さが残っ ているときにも「お茶の 菓が役に立ちます。番茶 でも結構ですからお茶の 菓を一つかみ、フライパ ンに入れて焦がします。 その時に出る煙に手を 当てると、生臭いにおい が消えます。 お茶はしけると、昧も 痛風というのは、血液中の尿 酸が関節や腱(けん)、あるい はじん臓などに沈着して、いろ いろな障害をあたえる病気です。 圧倒的に男性に多く、四十歳 から五十歳代の人に多い。それ はいまも変っていませんが、二 十歳から三十歳代の若い人にも 増えているのは二つの原因が考 えられます。 その一つは、食事。グルメブ ームなどによる、タンパク質の とりすぎや、若いうちからアル コールを飲む機会が増えている こと。 もう一つは、スポーツの間違 ったあり方でしょう。水を飲ま ないで汗をどんどんかいて無理 をすると、尿酸やそのほかのも のが体内にたまってきて痛風に なりやすいのです。 痛風発作は、ある日突然足の 親冶のつけ根が激しく痛む。こ の激痛に気をとられ、痛みをと ることに専念しがちですが、そ れよりずっと重要なのは尿酸値 を下げることです。尿酸値は血 一口医学① 若い人にも増えている痛風 液検査でわかりますが、一般の 健康診断には尿酸測定の項首が 入っていない場合もあります。 一度でも尿酸値が高いといわ れた人や、その疑いのある人(痛 風の家系であったり、慢性のじ ん臆病がある、肥満体である) は、専門医の検査を受けること です。痛風は〝一病息災〞、き ちんと調節すれば、健康な人と 変わらない生活ができます。 健康テレホンサービス ℡(諾)22-2600へ 6月のテーマ 月 長寿のための食生活 火 口臭ガ気になる方に 水 メ ニ エール病 木 大腸癌の早期発見 金 女性 の む < み 土・日 食中毒の予防 24時間、電話を ■通して開業医がお とどけします。 広講じょうほ< 6

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