広報じょうほく No.348 1991(平成3)年 5月
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全日本 ちびっこ歌まね 大会で歌唱賞 去る、五月五日、こどもの日 に第60回全日本ちびっこ歌まね 大貴、15周年記念大会がテレビ 東京のスタジオから放映され、 常北町石塚にお住まいの所加代 子さん12歳(石小6年)が、み ごとに歌唱賞の栄冠に輝きまし た。まず、大会は各県のオーデ ィション (歌手の音声試聴テス ト)に合格した15組の代表で行 なわれ、つづいてちびっこ大貴 にチャレンジ(挑戦)できる、 5組が選ばれます。この中に、 加代子さんがノミネート(推薦) されました。着物姿で出場した 加代子さんは、お父さん、お母 さんに見守られながら「帰って 弓鞄鹿題 こいよ」、「御神火月夜」 の2 曲を堂々と歌いあげ、審査員か らも、こぶしも音程もしっかり していると、おほめのことばを いただきました。 本人も、五組の中に勝ち残り 歌唱賞をいただいて信じられな い、とってもうれしいと感想を のべてくれました。これからの ご活躍をご期待申し上げます。 ■感激の加代子さん (右から二人目) 国宝、「如意輪観音」 で有名 な小松寺の竹の子は一味ちがう そうです。地下から顔がでるの 味が絶品 は普通より遅いそうですが、や わらかくて香りもよく、昧は絶 品′ おまいりにきた方や、近 所の人たちに差しあげて、よろ こばれています。 水戸黄門け‥ この方は、下青山富士山にお 住まいの所 幸三さんです。 所さんは、常北中学校の教諭 時代に創立記念として五本の桜 を植樹しました。 あれから三十三年が過ぎ、り っばに成長した桜を見て、教諭 時代を思い出し、水戸黄門の衣 装で、記念写真を撮ったわけで す。 桜も親を思い出したかのよう に、満開でむかえています。 このもん“所“ガ ▼ 目に入らぬか 新緑の季節になると、「茶摘 み」 (文部省唱歌) の歌を思い 出す人もいるでしょう。たすき かさ がけにすげの笠のいで立ちで手 痛みをする光景は、いまでは観 光ポスタ1などでしか見られな くなってしまいました。しかし 手摘みされた新茶を口にするう れしさは、いまも変りません。 茶摘みの時期は場所によって 違いますが、だいたい八十八夜 あたりから最盛期になります。 八十八夜というのは、立春か ら八十八日目のことで、今年は 五月二日がその日に当たります。 慶 √目し欄 新茶と呼ばれるのは、いわゆ る一番茶のことで、四月の中ご ろから六月初めくらいに摘んだ 茶のことをいいます。 最近は、保有、包装の技術が 発達、普及し、新茶の味と香り を一年中楽しめるようになりま した。 ところで、昭和四十年代の後 半から、日本茶は紅茶やウ一口 ン茶に押されて、消費量が減っ てきています。ビータが昭和四 十八年度で、一人当たり年間千 二十五グラムでしたが、平成二 年度は一人当たり七百四十グラ ムになっています。 しかし、このところの健康志 向で、お茶は自然がくれた最高 の保健飲料として、再認識され はじめています。 広報じょうほ<

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