広報じょうほく No.347 1991(平成3)年 4月
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てのための研修の充実を図る、 県の補助事業の導入も予定して おります。 小・中学校の教育につきまし ては、創造性に富み、活力に満 ちた学校教育の展開の中で、た くましく生きる能力と、豊かな 心を育成するための具体的な実 践を重視してまいります。 また、学力向上対策、道徳指 導、生徒蒋導の充実、強化、国 際交線事業の充実などを重視し これらの条件整備としての施設、 設備の補修に努めます。 きらに、芸術鑑賞教室として 重厚、華麗な稔合美術展「日展 茨城展」を小学校四年以上の全 児童、中学校の生徒に見学させ ることを計画しております。 今日のたえず変化、進展する 社会にあって、一人ひとりが真 に豊かな生活を営むため、自分 に適した学習内容、方法そして 指導者を選択して、継続的に行 なわれる主体的、自発的な学習 活動が必要であります。 生 涯 学 習 学 校 教 育 このため、本年度は生涯学習 推進準備室を開設し、「常北コ ミュニティ生涯学習推進大綱」 による体制の発足を図りたいと 計画しております。また、活力 ある社会を築いていくためには 新たな学習需要の高まりに応え 生涯学習体系が重要課題であり ます。多くの方々のご理解とご 協力をいただきながら、生涯学 習推進に邁進したいと考えてお ります。 自らのまちは、自らでつくる という自治意識の高揚を図り、 町民が進んで町政に参加する、 気運の醸成を推進いたします。 本年度は、コミュニティセン ター常北が竣工いたします。 このセンターを核として、地 域に住む人達が「心Lと「心」 の結びつきを大切にし、「ふれ あい」、「話しあい」、「助けあい」 ながら住民一人ひとりの自主性 が発揮できるような、開放的な 町民参加と コミュ〓ティ 宇をつなぎ共に二く 公民館活動、青少年育成、ス ポーツ、レクリエーションの振 興、町民文化の振興等の社会教 育につきましても、継続発展を 図るため努力してまいります。 また、生涯学習という機構の 中で、その位置づけや機能化を 検討し一層の成果を期してまい ります。 生活の場がある、新しいまちづ くりに全力を挙げて努めてまい ります。 第一回常北町 議会定例会 平成三年第一回常北町議会定 例会は、去る三月十日に招集さ れ、会期を九日間と定め、議案 二十五件、決議一件、報告九件 を慎重に審議し、すべて可決さ れ三月二十二日閉会しました。 (詳細は議会だよりをごらんく ださい。) 公民館活動 例 月 出納検査報告 平成三年一月二十一日、二月 十九日、三月十三日に執行した 例月出納検査について報告した ものです。 憲法施行を記念して、五月一 日から七日までを憲法週間と定 め、関係機関では、基本的人権 思想の普及高揚に努めています。 日本国憲法が施行されて四十 三年を経過した今日、国民の間 には急速にその基本的人権の思 想が浸透し、自己の立場を擁護 する権利意識は著しいものがあ ります。 しかしながら、自己の権利の みを主張するあまり、他人の基 本的人権をも尊重すべきことを 失念・軽視していることに原因 しているとみられるものがあと をたたず、特に「いじめ」 「体 罰」事件については、今や大き な社会問題となっており、その 根絶を図らなければなりません。 憲法週間によせて J/\〜 また、今日の我が国は、急速 かつ大規模な経済的発展を遂げ、 諸外国との人的物的交流の大幅 な活性化により、名実ともに国 際化時代を迎えつつありますが、 これによって各種の新たな人種 間題が生じるとともに、従来か ら在住している外国人に対する 人権意識についても改めて問題 が提起されています。 この憲法週間にあたり、相手 の立場を考えることによって人 と人との結びつきを強め、学校・ 家庭・社会生活を楽しく平和に することも、もう一度考え直して、 豊かな人間関係をつくりましょう。 水 戸 地 方 法 務 局 茨城県人権擁護委員連合会 町 常 広報じょうほく
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