広報じょうほく No.347 1991(平成3)年 4月
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県都水戸市への通勤者の交通 量は年々増加し、特に朝夕の混 雑は生活環境に少なからず影響 をあたえています。 今後は、都市間交通網の確立 と、交通混雑の解消そして、町 目に触れるものすべてが景観 であり、豊かさを実感できる社 会をつくり、優れた生活環境を 次代を担う子供達に体験させな がら成長を促すことが必要であ ります。また、地域の特徴を生 かした個性的な景観の創出が住 民の地域への愛着と誇りにつな がり、うるおいのある生活環境 が形成されることにもなります。 さらに、街並景観を形成する ためにも区画整理事業推進によ り、生活環境の向上を図る必要 があります。それには、何より も地域住民との話し合いを進め ることが最も重要であります。 街 並 景 観 蓮済愈整瘡 快適と一つるおい 生活様式の多様化と生活水準 の向上に伴い、ごみは増大し、 質も変化してきています。これ からも、分別収集、資源の再利 用などに努めます。 し尿処理につきましては、城 北広域事務組合の施設整備を図 り処理に努めておりますが、処 理量の増加により処理施設の改 良が急務となっています。 引き続き、広域事務組合の中 で検討してまいります。 今後も、引き続き話し合いを 進めながら、事業化に向けて努 力してまいります。 民生活の利便性の向上を図るた め、国・県道の早期改良を国及 び県に要望してまいります。 また、幹線町道につきましで は、引き続き国・県補助事業を 導入、さらに、日常生活に直結 する生活道路も地権者のご理解 とご協力をいただき、拡幅など 積極的に進めてまいります。 纂 境 衛 生 ( 交通事故は、依然大きな社会 問題となっておりハニれらを未 然に防止する対策も必要となっ てきます。そこで、運転車、老 人、子供達を対象とした交通教 育など 向上、安全意識の高揚に努める ほか、交通安全施設の整備も図 ってまいります。また、交通安 全協会を中心に各種団体の協力 を得て、町民稔参加の交通安全 運動を展開いたします。 健康的で快適な生活環境は、 誰もの願いであり、健全な市街 化を図るためには、計画的に下 水道の整備が必要となります。 本町では、永い間未解決の問 題となっていました下水道の整 備は、平成八年には一部の地域 が使用できるよう、事業に着手 してまいります。また、下水道 計画以外の地域につきましては 農村集落排水事業の導入を県に 要望してまいります。 交 通 安 全 下 水 道 町民の生命、財産を保全する 消防防災体制の整備は、緊急か つ不可欠であります。まず、火 災時に対応する消防施設の整備 については、小型動力ポンプ積 載軽す動草をはじめ、防火永槽 も引き続き整備し、充足率を高 めてまいります。 次に、防災関係につきまして 高度経済成長の中で、急激な 発展を遂げたわが国の社会情勢 は、「物の豊かさから、心の豊 かさへ」、「量の豊かさから、質 の豊かさへLと変化してきてい ます。 本町は、教育優先、教育尊重 の伝統的美風があります。 これは、多くの先人、先覚が 地域社会の形成者としての住民 一人ひとりが、町民であること に誇りをもち、町民としての自 覚と責任を堅持し、文化と伝統 を大切にしながら、自主的、主 体的に、健康で明るい生活を創 造する意欲に満ちた人間である ことを願い、その育成を強く願 消防・防災 他の豊かさと文化 〔 幼児教育は「発達に即した具 体的な指導計画とその実践Lが 特に大切になります。また、情 操教育の面からの環境美化、安 全の確保などにも努めてまいり ます。さらに、若い両親の子育 い求めてきたからであると思っ ております。 私も、町長就任以来、この精 神継承を基本的態度として「人 づくり」は「まちづくり」であ ることを、最重要課題としてお りその具体的な施策推進に、さ らに努力してまいります。 は、水戸市消防本部の協力を得 て、絵合防災訓練を実施し、防 災体制に万全を期してまいりま す。また、永年未解決の問題と なっておりました消防体制の常 備化も、水戸市との消防行政懇 談会の結果を踏ま、え、水戸市へ の事務委託方式で常備化を進め る計画であり、今後、事務手続 きを進め消防常備化をすすめて まいります。 幼 児 教 育
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