広報じょうほく No.341 1990(平成2)年 11月
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今号では、緑地の配置計画に ついてご紹介します。 ①基本方針 緑地の配置にあたっては、広 域ネットワークと地域間緑地ネ ットワークの二系統を計画し、 広域利用者に対する沿道整備と シリース 広j東レクリ1--シ コンネ′トワケ ‖=‖l川 了 クヒス ルート 地】或周縁つ ネ・′トワク 凡 例 国 しケリュション ゾン ● 緑 地 まち みんなですすめる都市づくり 緑のマスタープラン 地域住民に対する各要素の整備 明確化により、町全体のイメー ジアップを図ることとしていま す。(図一・基本方針図参照) 川広域ネットワーク 広域ネットワークは、広域圏 の利用者を対象とし、ふれあい の里をはじめとする山 間部レクリエーション ゾーン、大場グランド 周辺樹林及び那珂川の 河川レクリエーンヨン の三拠点を結ぶもので す。 これは、車利用を想 定し、主動線として幹 線道路を利用します。 従って、沿道の整備、 緑化を図り、車にあっ た連続景観を向上させ るとともに、合流・分 岐点の明確化や修景、 案内板の設置、眺望地 点においては駐車スペ ースを設けた、ポケッ トパークの設置等を行 /( ーフ○ 聞地域間緑地ネットワーク 地域間緑地ネットワークは、 常北町の住民を対象とし、公園、 広場、樹林、景観地等の各要素 を結ぶ(緑のネットワーク)も のです。 これは、歩行者、自転車利用 の遊歩道的な施設を配置するも のとし、ルート(路線)の選定 にあたっては、幹線道路を避け、 赤沢江や中小河川、車による交 通量が少ないと思われる道をど を利用します。 本計画においては、河川に沿 った親水型と景色を重視した景 観型を組み合わせ、山間部や樹 林地内では、ハイキングコース や林間散策路である自然遊歩道 も考えます。 また、歩行者や自転車の利用 を想定しているため、沿道の修 景を含めた景観は、その移動速 度にあったものとし、眺望地点 をどには、ところどころにあず まやを設けます さらに、城址公園、コミュニ ティ公園及び常北町総合運動公 潟を連結し、人の集積を図るた め、モール型の整備をとり入れ ます。 ②系統別緑地の配置方針 緑地の配置にあたっては、常 北町のイメージアップを図るよ う、また、住宅地として〝住み たくなる街〃 の形成に資するよ う、市街化の動向や道路等の都 市施設との関連を勘案しっつ均 衡ある緑地の配置を考えること とします。 川環境保全系統の配置方針 本町の歴史的・風土的特性を 考慮し、個性ある風致景観を備 え、自然とのふれあいを通じて の人間形成に資するような機能 に着目し、次の方針に基づいて 配置します。 ア都市生活の快適性を高める緑 地を配置。 イ良好を自然環境を有する緑地 を取り込む。 り都市に歴史的風格を与える緑 地を取り込む。 聞レクリ工1ソヨン系統の配置 方針 多様化するレクリエーション 需要に応え、日常圏的・週末圏 的をレクリ工-ション活動及び 住民各層に広く対応し得るよう 次の方針に基づいて配置します。 7広域・週末圏的レクリエーシ ョン活動に対応するものとし て、山間部レクリエーション ゾーン、中央レクリエーショ ンゾーン、河川レクリエーシ ョンゾ」ノの三拠点を配置。 イ地域・日常圏的レクリ工」ン ヨン活動に対応するものとし て、都市計画公園、広場等を 配置。 り配置したレクリ工-ション緑 地の利用効果を高めるため、 緑のネットワーク (各要素の 緑地と緑地を連結)の形成を 図る。 周防災系統の配置方針 災害防止、火災時における避 難ルート・避姓場所等に対処し、 安全を生活を確保するため、次 の方針に基づいて配置します。 ア火災時における延焼防止機能 をむつ緑地を配置する。 イ地震、火災時における安全性 の確保を図るよう、地域防災 計画の一貫として、避難場所 及び避艶路としての緑地を配 置する。 り自然災害の発生を防止する緑 地の保全を図る。 エ自然災害の被害を最少限にと どめる機能をもつ緑地を配置 する。 ㈱景観構成系統の配置方針 本町の歴史的、風土的特性を 考慮し、個性ある風致景観を創 造するため、景観類型に着目し 広報じょうほく
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