広報じょうほく No.339 1990(平成2)年 10月
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前号に引き続き、緑のマスタ ープランの内容をご紹介します。 ㊨都市形態と緑地パターン(型) の解析 ①現況の郡市形態 本町は、町域の西半分が低山 帯であり、東半分は東端を那珂 川が流れ、低湿地帯とをってい るほかは標高差三〇mから五〇 mの台地と低地が入り組んでい ます。 シリーズ まち みんなですすめる都市づくれ 町の中心となる市街地は、町 域の中央北側の台地上にあり、 水戸市、笠間市、桂村方面へと 国道及び県道により結ばれてい ます。また、集落は幹線道路沿 道を中心に散在しています。 ②市街化動向 本町の都市化は幹線系道路の 沿道に進んできたため、旧来は リニア型(線的)の市街地形態 でした。 しかし、現在では水戸市のベ ッドタウンとしての役割が高ま ってきており、人口増を伴う住 宅地化及び中心市街地では面的 を市街地形態へと変貌しっつあ ります。 ③緑地パターン 本町の緑地は、ほとんど緑地 のをい市街地を中心に、周囲を 樹林と農地が混在して取り囲み その西側からは山地、さらに東 側からは那珂川によりはさみ込 まれた環状型になっています。 この緑地をパターン化すると 上のようを概念にをっています。 ㊥緑地の系統別課題 ′し ①環境保全系統緑地 本町の一部緑地については、 環境保全地域や保安林として保 護されています。 しかし、保全が望まれる斜面 林や歴史的価値のある城祉につ いては、特別な保全措置がとら れていをい現状にあります。 このままの状態で放置した場 合、町の都市化に伴う開発によ り破壊される可能性が高いため 何らかの保全方策をとることが 望まれてきています。 また、中心市街地にあるコミ ュニティパークは、今後におけ る生活環境の中で、うるおいを 与えるオープンスペースとして 公園設置の必要性が高くをって きています。 ②レクリエーション系統緑地 本町には都市計画公園がなく、 市街地内には、それにかわる常 時開放された広場も設けられて いません。 ただ、常北町総合運動公園は 市街地に隣接し、運動公園の必 要面積という視点からは満足し た数値にはをっています。しか し、広場的緑地がほとんどない ため、日常的、レクリエーショ ン施設の確保という点からも、 都市計画公親の他に、用途地域 外の集落においても、広場をど の公園的利用が可能な施設の配 置を検討する必要があります。 また、日常国的レクリエーシ ョン緑地として自然的レクリエー ション緑地の不足も見られます。 これは、レクリエーション機 能が高い緑地が多数存在するが 十分活かされていをいことにも よります。 特に、那珂川については、レ クリエーション機能が高く、実 ( 茨城県議会議員一般選挙 立候補予定者の説明会 11月1日午後1時30分から茨城県水戸合同庁舎で 平成3年1月7日に任期満了となります三葵城県議会議員一般選挙は、11月30日告示、12月9日 に投票が行われます。 つきましては、次により立候補予定者の説明会が開かれますのでお知らせします。 ト日時11月1日(木) 午後1時30分から ト場所 茨城県水戸合同庁舎 〈水戸市柵町1-3-1〉 広報じょうほく 4

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