広報じょうほく No.338 1990(平成2)年 9月
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・定例会の開催を通して情報交 換を密にし、会員相互の親睦 をはかる。 などを実践し、収量のアップ を目指してきました。 ここに研究活動の一部ではあ りますが、各県別産むかご収量 調査とメリット(液肥)の肥効 試験の結果をお知らせしたいと 思います。 ㊨各県別産むかご収量調査 青森産、岩手産、県内産の三 種類のむかごを三キログラムづ つ配布し、各圃場において同一 ンプルを前に相互研修する会員の皆さ ・各圃場別、産別に連続二〇 本を掘り取り、その平均値 を出した。 ・数字的には岩手産が一番良 く、形状を見ても、岩手産 は首まで肉がつき、理想的 であった。 ㊥メリット(液肥)の肥効試験 ※メリット 裏面散布肥料の商品名 製造元 エーザイ株式会社 ・散布目的 生育及び肥大促進、品質向 上、病虫害予防 ・使用時期 七月下旬〜九月上旬まで ・散布方法 ・一〇アール当たり、三〇〇 から四〇〇倍に希釈したも のを 条件で栽培して、成育、形状、 病虫害発生状況を調査しました。 ・収量調査 ・調査方法 を散布した。 ・使用間隔が空くと効果が滞 れるので、三〜五日おきに 三〜四回使用する。 ・ほとんどの農薬との混合は ( 主柱栽培=一 無支柱栽培1-一 (別表一) 可能であるが、石灰硫黄合 剤と混合すると有毒ガスが 発生するおそれがある。 ・散布効果 稟が厚く、降霜期まで草勢 がよいために病気に強い。 枯れ上がりの色もよい。イ モの形状がよく、首まで肉 がつき、約二〇パーセント 程度の増収となる。 ・収量調査 (別表二) 以上、事業の終了にあたり成 果の一部を発表いたしましたが、 今後も、会員それぞれ栽培技術 の研さんに励むとともに、町農 業の発展のため尽力していきた いと思います。 〈別表2〉 収量調査結果 調 査 形質(販売規格に準ずる) 区 分 10a当たりの% 年月日 毎 慣行区 H元.11.7 1,900 14.3 12.2 17.1 16.5 16.2 14.2 9.5 試験区 H元.11.7 2,400 19.4 14.3 16.2 13.4 14.6 11.1 11.0 県 別 重量(g) 長さ(00) 青森産 47 21 岩手産 60 25 県内産 54 24 平 均 53 24 「法の日」無 料 登 記 相 ・と き……10月1日、午前10時~午後3時 ・ところ……茨城土地家屋調査士会(水戸市白梅3-6-9) ・相談の対象 土地(境界確定・鑑定測量・分筆・合筆・地目変更をどの登記) 建物(新増改築の表示・変更・更正登記・区分・合併・分割・滅失をどの各登記) 調査測量(土地・建物の調査測量) -茨城土地家屋調査士金一 13 広報じょうほく
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