広報じょうほく No.336 1990(平成2)年 7月
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みんなですすめ ㊥まちづくりとデザイン 住みよい魅力ある居住環境を 築きあげるには、区画整理事業 を柱に、街並みや市街地景観、 道路、公園等の公共空間のデザ イン(意匠)をどに関心を払わ をければをりません。 たとえば、路面舗装の材質(カ ラー舗装等)、街路樹の樹種、 区画道路の線形、公園の配置、 形などは、まちをデザインする 観点からも非常に重要となって きています。 また、特色のある街並みや衝 かど、そして電柱等を着色した モダンな街路灯の設置、並木道 をどのデザイン化は、楽しく親 しみのある居住環境を形成する ことに連がります。 つまり、住宅を新築した場合 に、インテリアデザイン(室内 装飾)をしたり、観葉植物を置 いたりして、家族がくつろげる 環境をつくり出していますが、 この家族を住民の皆さんに置き かえて考えてみますと、公共空 間にもデザインが必要であるこ とがおわかりいただけると思い シリーズ まち る都市づくり⊥ ます。 ここで、まちづくりデザイン の手法について考えてみましょ 一っ0 たとえば、ランドマークがあ ります。 ランドマークとは、お城や山、 何か目印とをるような建物等の ように、地区のシンボルで周囲 と比較して視覚的に目につきや すいものをいいます。 水戸市に例をあげてみれば、 芸術館の建物、特にシンボルタ ワーや近代美術館等があげられ ます。 このように、まちのデザイン は、地区を特徴づけるものとし て、この象徴(シンボル)を整 備し、快適環境を形成すること が、今後、最も重要を課題とを ります。 また、常北町らしさをつくり あげていくには、この象徴性が どれだけ豊富に用意されている かが、今後におけるわが都市の 魅力につながってくるのではを いでしょうか。 それでは、まちのデザインに ついて、イメージパースにより ご紹介しましょう。 歩道には適度に〃たまり〝を設けてコミュニ 歩道・車道・自転車道の境界を安全かつ明確 ティスペースを確保したデザイン にしたデザイン 色彩・標識を用いて歩道区分したデザイン 舗装にアクセントをつけたデザイン

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