広報じょうほく No.336 1990(平成2)年 7月
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家庭を嫌い、学校もやめてバ イクに興じる達哉。ある日、暴 走族と乱騙して保護税寮処分に をる。冷たい父、生活に疲れた 母のもとにありをがらも、達哉 の心は保護司・小暮の努力によ って少しずつ開かれていく。だ が、ガソリンスタンドに勤めて 初めての給料日に、達哉は再び 暴走族に襲われる………。 これは、今年の”社会を明る くする運動〞の広報映画「グッ ド・モーニング」 (脚本・監督 中岡京平)のストーリー。主人 ふれあいと対語が農宅 明るい級金 社会を明るくする運動7/-〜7/引 犯罪のない明るい社会をt I■欄■■r●t■●りt●■ -▲■~■ヽql」1ご† 1■ ■- 繍 ぎ 脚軸 公の少年が立ち直るまでの家族 との葛藤、保護司とのふれあい、 更正に協力する人々の姿をどが、 迫力ある映像で描かれています。 ”社会を明るくする運動〞は、 わたしたち一人一人が、犯罪の 防止と罪を犯した人たちの更正 について理解を深め、力を合わ せて犯罪のをい明るい社会を築 こうとする運動です。 この運動の始まりは、昭和二 十四年の七月に「犯罪者予防更 生法」ができたのを記念して東 京・銀座の商店主の人たちが、 「銀座フェアー」を開いたのが きっかけです。その後、昭和二 十六年から名称を「社会を明る くする運動」としてスタート、 今年で四十回を迎えます。 最近の犯罪情勢をみると、成 人の犯罪がほぼ横ばいをのに対 し、少年非行は依然として高い 水準にあります。たとえば、昨 年一年間で刑法犯として検挙さ れた少年は一六万五〇五三人。 刑法犯全検挙人員の半数以上を 二十歳未満の少年が占めている /し のです。 また、十四歳・十六歳といっ た年齢の低い少年や、両親がい て経済的にも不自由のをい普通 の家庭の少年による非行が多い ことも最近の特徴です。さらに、 殺人や強盗、暴行・傷害事件を ど、凶悪を犯罪も増えています。 こうしたことから〝社会を明 るくする運動〞では、少年の非 行防止と更生の援助を重点目標 に、期間中、全国各地で冒頭に 挙げた広報映画の上映会のほか、 街頭パレード、住民集会、講演 会、矯正展など、さまぎまを行 事を行います。また、七月一口 には運動発祥の地・銀座で、四 十回記念フェスティバルが開催 されています。 〝ふれあいと 対話が築く 明るい社会〃 わたしたちのちょっとした心 遣いや気配りが、非行に走った 少年や犯罪を犯した人たちを、 立ち直らせるひとつのきっかけ にをるかもしれませんね。 (常北町社会を明るくする運動 実施委員会) 本年十月一日、全国一斉に国 勢調査が行われます。 この調査は、大正九年から五 年ごとに行われ、十五回目に当 たる今回は、特に二十一世紀の 日本を考える基礎づくりという 重要な意味があります。 調査結果は、国や都道府県、 市区町村が、これからの行政を 考えていくうえでの大切を資料 とをり、私たちの暮らしのさま ぎまを分野で生かされていきま す。 赤ちゃんからお年よりまで、 日本に住んでいるすべての方が 調査の対象とをります。九月下 国勢調査にご協力ください やまゆ盟壮サマーサービス感奄丁- ジャスミンの香りいっぱいの大浴場へどうぞ期 間=7月21日出〜8月31日也 利用時間=午後5暗から午後8時まで 但し、7月24・30日、8月13・15・16 20・27日は休館日です 旬に、世帯ごとに調査票を配布 します。アパートをどに一人暮 らしの方、下宿している方は、 未成年でも学生でも、世帯主と してご記入ください。 調査票にある質問は二十二項 目。お答えいただいた内容を統 計以外の目的に使用することは 法律で固く禁じられています。 ご安心のうえ、ありのままをご 記入ください。調査票は後日、 調査員が集めに伺います。外出 がちな方は、家にいらっしやる 日をお伝えください。皆さんの ご協力をお願いいたします。 広報じょうほく

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