広報じょうほく No.334 1990(平成2)年 5月
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初燕勢い余りしは海へ 今瀬 剛一 行く先を告げずに発ちし鳥雲に 加藤 鉦好 ひとひらのあと毅郎に春の雪 片見 博 満潮に桜一枝の浸りけり 鈴木きよし 薬草のはなし 毒 草 に ÷∵∵≡J一 俳句敬重 光岡ゆかりの 報仏寺を観る 指導・ホトトギス同人 小野草葉子 ほ■つ誉め 帯目のまだ新しき花の寺 小堀 林三 も 鐘一打落花は風の意のままに 須江 君子 一フり 新しき墓標に花の塵あまた 木村 千代 のり 一ひらの花追ひかけて法の蝶 安藤美恵子 法の庭花に群れ舞ふ白き蝶 永山 綾乃 鯉樅り泳ぐ後方に加波・筑波 中村 草介 春耕の帽子まぶかに左利き 原 勝男 まぶ スカーフを結んで眩し春の服 大畠 三重 鐘をつく構へ大きく木の芽暗 飯村 愛子 草の芽の長短影を作りけり 高橋 芦江 春祭り部屋隅々へ日が射せり 小田木 橋 トラックに右ばかりつみ花曇 瀬谷 博子 ご 注 意 蝶の舞ふ花の終りの墓貧し 森島 保子 花の鐘広き浄土に行き渡り 猪野はるい 浄土ゆえ花の塵ゆえ美しき 丹下やゑ子 かげ 満開にして野仏に花の翳 永山 とみ 菜の花の回りの雨の明るさよ 河亦 昌利 花嫁の八重歯ちらりと花の昼 浅野 菊枝 こぶし どこからも見えて城山辛夷咲く 阿久津あい子 や£いいきじ 病癒ゆ匙やはらかく冬苺 羽石 次枝 わらわらと子雀鶉舎よりとべり 長須きみの お撮りの鮭かたよりて春の雷 桧山 よて 八重桜青めく色に朝日さす 飯嶋 とみ 地下足袋の芹の匂ひを干してあ り いそべきよ ㊨楷(シキミ) モクレン科の常緑高木。仏前 に供えるので、よく寺や墓地に 植えられています。果実をはじ め樹皮や棄にケイレンを引きお l輪の白菊胸に祝はるる 飯村のぼる 禅寺の山の奥をる座禅草 船山 常男 柵あれば柵に一列蟻つづく 桐原 桂花 だいL 稚児の列花の大師へ一礼す 宇野 英一 お手植の松に宿れる花すみれ 小野草菓子 山吹の下の径行く女声 袴塚 寺子 庭石に雨の明るく暖かし 吉元つる代 春服の衿がふるへてメッセージ 竹内 幸子 かきれ人貰う 牡蛎フライ揚げ連勉の雨降れり 鯉渕寿美膏 こす毒素をもっています。万一 飲食すれば嘔吐・下痢・メマイ を起こして深く眠る症状になり ます。私も今までこの木が有毒 とは知っていましたが、なぜ備 /■tl\ (城北句会選) 喜一‾‾‥‥い-一斗‾享て‥;±‥吏.一杢吏塞ご幸二去‖妄…■‾‘lニーミ ■-・■・・1■l 「_▲_ l■・・・h⊥l□ _lj▲つAヽ官主⊥ ⊂コlヨーヨ ープこ 」- 5月は「赤十字社員増強運動月間 」です 「赤十字社員」とは、赤十字が行う人道・博愛にもとづく諸事業の発展を支援するため、毎年 500円以上を拠出してくださる人々のことで、どをたでも加入できます。 今年も、町民の皆様の一層のご理解とご協力をお腹いいたします0 日本赤十字社常北町分区 毎増寄劉陀曾奥田響翻弄

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