広報じょうほく No.332 1990(平成2)年 3月
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吹 く 芽木をいま枝折らば水噴 か ㊥三、000、000円 茨城交通株式会社 代表 竹内 成一様 ㊥二〇、000円 千乗市 川又 葦様 亡父・藤推さんの香典の一部 欄、常陽銀行石塚支店代表・綿 ぁわびと訂正 引忠雄様は、縁伸忠雄様の誤り でした。訂正しておわび申しあ 本紙二月号「善意のともしび」 げます。 善意 のともしび 寄 付 の ご 紹 介 引摺って船に積込む鰯網 鈴木きよし 買ひたい帽子をくて水鳥見て帰 る 片見 博 わ方 根本より岐れてどれも冬棒 中村 革介 ふとほりたて 太梁の縦・横・攣∃積もる 原 勝男 ふた夜降る雪ふかぶかと小鳥死 阿久津あい子 す を社会福祉のために預託されま した。 町の商工業の括性化のために 役立ててくださいと寄付された ものです。 ろうじ▲う 降りしきる雪龍城の想ひせり 飯村 愛子 退院は紅梅の咲く頃と決め 浅野 菊枝 春一番薬に筈に患者の名 袴塚 末子 路地深くカレー匂へり春隣 桧山 よて も 海からの荷が届きけり春一番 いそペきよ 水仙のやさしさにゐて喪に服す 羽石 次枝 雪去りて又柔らかな日向ぽこ 長須きみの うわ 鷺の声して畝の短かかり 高橋 芦江 ガラス戸を曇らせて過ぐ春一番 瀬谷 博子 ふっくらと春の軽さのパンを焼 く 小田木 梅 こ ち▲うら人 二た 胡蝶蘭水に応えて色増せり 飯嶋 とみ よどみをく出て故里の春の歌 書元つる代 汽笛鳴る方へ寝返りスキーの夜 竹内 幸子 何となく紅梅見ゆる席に着く 鯉渕寿美恵 (城北句会選) 残雪の片隅に、そっとのぞ く小さを緑。ふきのとうです。 手を触れてみると、周りの土 のほのかをぬくもりが感じら れます。ふきのとうは、春の 訪れを告げる”使者〞です。 土手の枯れ草の間や野原の 日だまりに顔を出すふきのと う - きぎんで味檜汁に浮 かべたりすると、春が釆た喜 びで心がはずみます。 とはいっても、最近は年が 明けをいうちから、ふきのと うをスーパーをどの売場で見 かけます。栽培ものです。 山菜が注目され始めたのは、 旅行ブームが起こった昭和四 十年代の終わりごろ。しいた けをどのほかに、ふき、たら の芽、わらびをどが栽培され るようにをりました。 ふきのとうは、ふきの新薬 に先駆けて花茎が出てくるも ので、ハウス栽培のふきが出 ふきのとう 色壬ぜ 廻る前に、まずふきのとうが 出荷されるわけです。 ふきのとうの食べ方は、天 ぶら、酢のもの、ふきのとう 味噌をどいろいろあります。 ふきのとう味噌をつけた焼き おむすび・をどは、おふくろの 味でもあり、ひをびた郷土料 理として、観光客にも人気が あります。 ふきのとうには雄花と雌花 があって、雌花が咲いて白い 冠毛がついたものを〝ふきの 姑(しゅうとめ)〞と呼ぶ地 方もあります。 ふきのとうを皮切りに、野 山は緑のシーズンを迎えます。 春は植樹の季節であります。 そこで、国土緑化を推進する ために、三月〜五目は「国土 緑化運動強調期間」とをって いて、国や都道府県でさまぎ まを行事が計画されています。 象

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