広報じょうほく No.330 1990(平成2)年 1月
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七 草 新年おめでとうございます。 今年も健康で元気に働きまし よう……。 正月に「七草がゆ」という行 事がありますが、これに用いる 昔から伝わる草の名と効用につ いてご紹介します。 ①セリ(セリ科) 水田や唾道などによく見られ る草で、春早々から湧水する所 をどに柔い若芽を出します。よ く寒ゼリをどといって香りもよ く、吸いもの、卵とじをどの種 物として喜ばれます。薬効は、 おひたし、あえ物として食する と神経痛によいとされています。 ②ナヅナ(ペンペン草)、アブ ラナ科。春から夏にかけて花茎 を出し、白色四弁の十字の小花 をつけ、花後、三味線のパテの ような果実をつけます。四月か ら六月ごろ、全草を水洗い後日 干しにして乾燥します。薬効は 利尿、解熱によく、煎服します。 洗眼するとつかれ目に効きます。 ③ゴギョウ(ハハコグサ)。七 ☆尊卑のはなし 月ごろ茎先に黄色い小粒の花を つけます。食用に適しています。 若芽を摘んでカユに入れること もよし、ヨモギと同様に、モチ についてもよいでしょう。薬効 は、陰干しにして煎服すると気 管支炎、喘息によいとされてい ます。 ④ハコベ (ハコベラ・ヒヨコグ サ)、早春に花柱が三つに分か れた白い小花をつけます。種子 は小さい卵型です。未熟の果実 のついた全草を日干しにします。 薬効は産後の浄血薬、催乳薬と してよく、煎服します。 ⑤ホトケのザ(コオニタピラコ ・カワラケナ)。タビラコはキク 科の越年草。古くは「ホトケの が利用されているようです。 ザ)といいましたが、これはシ ソ科の越年草で、いずれも春の 七草の一つ。現在では、ヨメナ ヨメナはキク科の多年草。八 月から十月にかけて薄紫の小花 をつけます。菊の菓に似た小稟 をつけます。若芽はヨモギ同様 /′lヽ 天ぷらをどにして食します。陰 干しにして煎服すると神経痛を どによいとされています。 ⑥スズナ(カブ)。種類は、大 力プ、小カブ、赤カブをどがあ りますが、つけもの用としてよ い野菜で、食用には欠かせませ ん。現在では白菜が利用されて いるようです。 ⑦スズシロ (ダイコン)。大根 学校が冬休みや夏休みなどに 入りますと、中学生たちは規則 正しい学校生括の砕から離れ、 気分的にルーズになるというこ とがあります。 問題を起こした少年の親が「子 供の生暗が崩れ出したのは夏休 みごろからだったと思うLと述 べるのはめずらしいことではあ りません。 「明日も学校は休みだ」とい う気楽さから「一緒に勉強するL 名目で外泊を認めるように言い 出すこともありま†。 子供の示すさまぎまを要求の 中には「こんなことをいって聞 いてもらえるかを」と、おそる おそる出してくるものもありま す。たとえば、派手を洋服を買 うときや、初めて友達の所に泊 はジアスターゼという消化剤を 大量に含んでおり、葉はヒバ湯 として入浴剤として非常によい とされています。 ◎セリ・ナヅナ、ゴギョウ・ハ コベラ・ホトケノザ、スズナ・ スズシロこれ春の七草。 (郡河西薬草会 西野 信) ても困難です。 友人のところへ泊ることがな ぜいけをいかといいますと、子 供部屋という名の個室が別棟で あったり、二階にあったりして ろうと思う時です。そのような ときに、親がはっきりした態度 をとらをいでいると、子供に善 悪の判断をさせることができを くをります。一旦ゆるめてしま った手綱をひきしめることはと れんさい・ こんなときどうする ”外泊したい〞 にはご用心 ▼′し 親の目が届かず、少年たちは何 をしているのかがわからをいと ころに問題があるのです。友達 がいつ釆たのか、いつ帰ったの か、もしかしたら泊って行った のかをどを、全くつかめをいで いると、子供たちのルーズを態 度がエスカレートして、非行の 芽を育ててしまうことにもをり ます。 遊びぐせがついてしまうと、 まじめに努力する態度や意欲的 に何事かをやり遂げる心から遠 ぎかり、やがては挫折感にうち のめされることになります。中 学生は不安走を年代ですので放 任しをいようにし、誰れと、ど こで、何をして過しているかを 把捉しておきましょう。 (茨城県警察本部少年課) ゴマメの 胸ぎしり 力の互い吾がくやしがりて、 いたずら「ぃいヽりh吐りことキ 1r∵∴道号・.ごり..しLいい 督鷺沼最盛者 広報じょうほ<
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