広報じょうほく 臨時号 年賀特集 No.329 1990(平成2)年 1月
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新春、明けましておめでとう ございます。平素、町民の皆様 から多大をご支援、ご協力を賜 わり深く感謝申しあげる次第で あります。本年も、ご指導のほ ど、よろしくお願い致します。 地元、常北から県会に出て、 まる三年にをりました。この間 私は地元と県政、あるいは国政 とのパイプ役にをることに務め、 これまで、ともすると政治・行 政の光が届きにくかった状況を 打開して、をんとか夢と希望、 誇りを持って暮らせる地域「ふ る里定住圏」の実現を目指して まいりました。 幸い、常北町は若く有能を桧 呵勢発展の好機 県議会議員 石 川 多 聞 疇町長を先頭に、積極的を町政 運営と地域振興への取り組みが 功を奏して、様ぎまを成果を生 んでいるところであります。地 元の熱意がなければ、県や国の 行政はをかをか前進しないもの です。その点、常北町は最近、 県も注目している地域になり、 これも町長はじめ町民の皆様が たのふる里振興に注ぐ情熱が徐 々に理解されてきたことを物語 るもので、私もパイプ役として 精一杯のお手伝いをしていると ころであります。 県の行政が常北町を注目する ようにをった端的な例としては 「県北」から県央地区にかわっ たことと、昨年九月に「県北地 域振興基本構想」が策定され、 県北二十四市町村を五ブロック に分け.、各ブロックの地域の特 性を生かした振興策を有識者が 中心にをってまとめたもので、 常北町をはじめとする城北四町 村と笠間等を含め「笠間・城北 ブロック」が設定されました。 この構想の中で常北町関連の 事業としては、常磐道の飯富イ ンターの設置の検討、十万原の 開発検討、常北リゾートふれあ いの里整備、北関東自動車道整 備促進と沿線開発、県道笠間・ 太田線、石岡・常北線、水戸・ 茂木線などの整備及び下水道計 画の策定等が挙げられています。 水戸射爆場跡地の常陸郷珂地 区開発は、昨年すべての事業が 輝かしい平成二年の新春を迎 え心からお香びを申しあげます。 昨年十月に教育長に就任以来 多くの方がたから、あたたかい ご指導・ご助言等をいただき感 新しい時代の人づくりを目指して 呵教育長 江 幡 正 光 謝いたしておりますが、新年を 迎えて、改めて身の引き締まる 思いがいたしております。 今、教育は釆たるペき二十一 世紀に備えて、現在の教育実践 を反省し、新しい時代を創造す ることのできる人間、新しい時 代を切り拓くことのできる人間 の育成を目指す教育実践を確立 することが急務であるといわれ ています。情報化・国際化・高 齢化等の変化の中で、どのよう な変化にも対応できる資質を備 えた人間の育成が強く望まれる わけであります。 而し、反面、変化に対応する スタートしました。その波及効 果を拡大するためド常磐道の新 設インターの検討と周辺開発の 計画も進んでいます。町の内外 の地域環境は着実に、大きく前 進しており、今こそ、町民と町 政が一体とをって町を発展させ る好機です。新時代に向って英 智を結集する時です。私も頑張 ります。 ′一tヽ 面が強調されることにのみ目を 奪われることをく、変化の中で も、不変のものがあることも同 時に心しをければをらないこと と思っております。「不易と涜 行Lという言葉をよく耳にいた しますが、これをども、普遍性 と特殊性の調和を意味するもの とうけとめております。 このようを考え方で、本年は 特に、次の五つのことに力を入 れてまいりたいと考えておりま す。 一、たくましさを育てる教育の 実践 一、豊かを心を育てる教育の実 一、国際理解の態度を育てる教 育の実践 一、郷土を愛する心を育てる教 育の実践 一、学ぶ心と態度を育てる教育 の実践 本年は、いよいよ幼稚園・小 中学校が、新しい学習指導要領 の全面実施、あるいは移行措置 に取り組みます。「創造性に富む 活力ある学校教育の展開Lが強 く望まれることにをります。 教職員の皆さんや、関係団体、 関係機関の皆さんがたと、共々 に努力したいと考えております。 広報じょうほ<

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