広報じょうほく No.328 1989(平成元)年 12月
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ヒ⊥うし 天守をき城祉に菊の天守たつ 遠藤 泰芳 癒えぬまま再び冬を迎へねば 手塚多津女 菊香る浄土に豊をる日ぎし 桐原 桂花 鋳び初めし菊の大輪いとほしむ 宮本 泰子 瀬音掛き鳥の声聴き紅封鮮 宇野 英一 とlフ 陶煙り上げて時雨の城下町 内田文舟子 菊哀し遊女の墓と聞きしより 大町 雄美 城跡をほしいままにす鵬の釆て 横山 瑞穂 祝ふべく大壷に菊あふれしめ 永山みどり 受賞軌ぐ黄菊白菊壷に満たす 池田 よし ほとけこうペ 露の石乗せみ仏の首とす 渡部みつえ 小さき蝶みな低く飛ぶ野路の秋 中山 阿さ 地獄谷暗し菊香も及ばぎる (町長賞) 永嶋トミ女 よ† 菊作ることを世過がに菊師老ゆ (教育長賓) 永嶋 彩噂 たた 姿よき金賞菊を讃へあふ 小林 むめ 金賞の菊に向かひてうをづけり 丹下はつ江 ′llヽ まつ 何神を祀りし跡や乱れ菊 つ 寺門 修 葡師逝き菊にて棺を埋め尽くす 小野草葉子 モたばこ〝はおとなになってから ★未成年者の喫煙は法律で禁じられています。 未成年者等がタバコを吸っていたら、勇気をもって“やめなさい”と声を かけましょう。 その、ひと声が、非行防止につをがります。町民の皆さん、ご協力をお願 いします。 喫煙の害は、吸い始める年齢が早いほどその害 は大きい。喫煙開始年齢別に肺ガンの死亡率を見 ると、19歳までに吸い始めた場合は、吸わをい人 の5.7倍の高い。 また、35歳以上から1吸い始めた人とくらべても 3.8倍も高くをっている。たばこの本数が多くをる のは当然で、それだけ肺ガンリスクも高くをりま す。 (指導・ホトトギス同人・ 小野草菓子) スキI愛好家には、雪だよ りが気になる季節にをりまし た。というより、すでにシー ズン入りしているスキー場も あります。人工降雪機の普及 で、スキー場のオープンが年 年早くをっています。最近の スキー熱の盛り上がりには、 実はこうしたことが背景にあ のです。 学生の衝、東京、神田は、 ㌦かつて本屋が軒をつらねてい ましたが、最近はスキー■シ ップが目立ちます。ここで は夏でも、スキーを買って帰 る若者をたくさん見かけます。 冬に備えての準備というこ とでしょうが、なかには、南 半球のニュージーランドをど にスキーに行く人たちもいて いキーを自分で担ぐこともしを そうしたグループ・ツアーも あります。 「ぜいたくになったものだ、 このごろの若者ときたら、ス 蜜 ス キ ー いんだから」と、オールド・ スキーヤーは嘆きます。スキ ーを宅配便で送って、滑り終 わると、すぐ来週行くスキー 場へ送ってしまうというのが 流行しているのです。 もっとも、最近は若者ばか りでをく、実年のスキー愛好 家も増え、また、障害をもっ ている人たちの間にも、スキ ーを楽しむ傾向が広がりつつ あります。 十二月九日は「障害者の目」 です。国際連合が、一九七五 年の十二月九日に「障害者の 権利宣言」を採択した日を記 念して、障害者問題について の国民の理解と認識をさらに 深め、障害者福祉の増進を図 るために「障害者の日Lが設 けられました。障害をもつ人 ともたをい人とのふれ合いや 交涜を、もっと深めたいもの です。
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