広報じょうほく No.327 1989(平成元)年 11月
10/14

常北町那珂西二二一八番地に お住まいの俳人・小野草菓子さ んは、このほど、全国第四回国 民文化祭文芸賞現代俳句協会賞 を受賞され、去る十一月十一日、 埼玉会館大ホールにおいて晴れ の表彰式にのぞまれ、このほど、 その報告に町長室をたずねられ ました。 国民文芸賞は国が主宰するも ので、俳句をはじめ、短歌、書、 油絵、水彩画の各部門に、それ ぞれ推せんされて参加できるも のです。 小野さんは、全国から十三名、 北関東からはたったお一人が俳 ☆‡ _ 小野さん回民文芸賞に輝く、 人協会から推せんされ、「第四 回国民文化祭さいたま約文芸大 会俳句部門」に参加できたもの で、全国からの応募は四万句を 超えたそうです。 ホトトギス同人、俳誌草笛主 紅葉 の中 十一月三日の文化の日、絶好 のスポーツ日和に恵まれた晩秋 の一日、恒例の町民歩く舎が行 われました。 今年は、町トレーニングセン ターを基点として三つのコース が設けられ、約三〇〇人の参加 者が元気に完歩しました。 歴史探訪コースは、旧茨鉄敷 を通って郷珂西神社、宝睡院、 赤沢江、草懸神社を経てもどる 十二キロ。自然観察コースは、 上泉から片梶山、金剛院、いな り公民館、春園、青山神社を通 ってもどる一〇・五キロ。健脚 コースは、西田川、十万原、石 原、唐貝、北米を経てもどる一 宰の俳人として、北開東を中心 に、広く活動をつづけられてい る小野さん、今後、ますますの ご活躍をご祈念申しあげる次第 です。おめでとうございました。 ☆入質匂 紫陽花の うすきは明日に つなぐ色 事菓子 で歩く会 二キロと、うつりかわる風景を 楽しみをがら歩きました。 昼食は、町総合運動公園に参 加者全点が大集合、係員手づく りのトン汁や牛乳のサービスに 舌つづみを打ち、和やかをムー ドの中、散会しました。 ちをみに、参加者の中での最 年少は三歳の大津公美さん、最 年長は九〇歳の岡崎三郎さんで した。 ▼絶好のスポーツ日和・晩 秋の山野を歩き楽しんだ (上) ▼おごそかに行われた慰霊 (下) 祭 十月二十四日、町トレーニン グセンターで、過去の大戦にお いて戦死された四一五柱のご遺 族、並びに来賓、町関係者等三 五〇名が参列のもと、常北町戦 没者追悼式がしめやかに執り行 われました。 松崎町長が「過ぐる大戦にお いて尊い犠牲とをられた英霊に 対し、敬けんな追悼の誠をささ げるとともに、ご遺族の長い間 恒久の平和への誓い新たに のご苦労に対して敬意を表し、 また、町民あげて平和を祈念し、 町勢発展のために努力します」 .と述べ、そのあと、松崎町長を はじめ、鯉渕名誉町民、所町議 会議長、町関係者等二十九名の 代表の方々が献花を行い、冥額 を祈りました。 会場内には四一五柱の遺影も かかげられ、遺族の方々は悲し みを新たにされていました。 広報じょうほく

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です