広報じょうほく No.325 1989(平成元)年 9月
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日本の場合、人口の高齢化の スピードが、外国に比べて非常 に速いのが大きな特徴です。 六十五歳以上の人が全人口に 占める割合を「老年人口比率」 といっていますが、これが七% から一四%になる期間を比較し てみましょう。 日本の「二十五年」を西暦に 当てはめてみますと、一九七〇 のカルチャー・ショック(文化 摩擦)と言えなくもありません。 〝粗大ゴミ”とか、”産業廃 棄物〝などという言い方は、実 は、このカルチャー・ショック フランス スウェ・-デン アメリカ イギリス 西ドイツ 日本 小暇活動でも、物質的を成果 欧米人の休暇・パケーショ は、もともと「空白」ぁる は「空虚」を意味する言葉 す。つまり、何もしをいこ を尊ぶのですが、日本人は、 データー・日本の高齢化 一三〇年 八五年 七〇年 四五年 四五年 二五年 四人に一人が六十五歳以上のお 年よりということになります。 年(昭和四十五年)から一九九 五年(平成七年)に相当します。 日本の高齢化のスピードがい かに速いか、世界に例を見をい ペースで進んゃいることが分か ります。 では、二〇〇〇年以降はどう いう見通しになっているか、推 計を見てみましょう。 ′一 にとどまって、家庭や地域でな すスベもをく立ち往生している 男たちを指すのです。 今こそ、人生八十年型への意 識の転換が必要なのです。 のほかに知識が増える、健康 に良いをどと何らかの成果を 期待します。こうした成果が ないと、余暇を背痛にすら感 じる人が多いようです。 ゆとりとは何かを、改めて 二〇〇〇年 二〇一〇年 l一〇二〇年 三十一年後には、 一六二二% 二〇・〇% 二三二ハ% 国民のほぼ 鼠奪工賃官員旨丘Eす最瞥iE・亭■▲_,会▼・昏Y▲8皇Tュ琶雪▼、員U9一塁・字 考えてみたいものです。 人生八十年代を迎え、長〜ぐ をった中二向年期、といっても 私たちはこれで満足というわけ にはいきません。さらに寿命を 伸ばし、長い長い人生を全うし たいものです。 まずそのためには、健康保持 が第一の条件にをってきます。 そこで常北町では、町民総ぐる みでこの間題に対処しようとい うことで、いま、対策を練って います。 というのも、成人病を予防す るにはまず、日ごろの生活や習 慣に対し関心をもつ必要がある という視点から、栄養、運動、 休養、検診の四本の柱をたて、 それぞれ実践活動慮日を設定し て、町民総ぐるみでチャレンジ してみてはどうだろうかという ことにをったものです。 成人病予防は4H運動で 常北町においても、心臓病や 脳卒中など成人病老が激増傾向 にあり、一人当たりの医療費支 出の面からみても、昭和六十一 年は八万九九五九円が、六十二 年には九万四〇一八円、六十三 年は十万一八七二円というよう に増加の一途を辿っており憂慮 されているところです。 さて4H運動とは、四つのヘ ルスということで、運動、栄養、 ト一般にも貸出しを予定して いる万歩計 ( 休養、検診の、四つのチャレン ジ項目を設定して対処しようと いうものです。 まず、チャレンジ1は運動で す。現代人は、慢性の運動不足 です。交通機関やさまぎまを文 明の利器が、日常生活を便利で 豊かにしましたが、その反面、 私たちの運動量、すをわち歩く ことが大幅に減りました。運動 不足を解消するため、一日一万 歩を目標に踏破しょう。 チャレンジ2。栄養。健康づ くりは食生括の改善から。一日 三〇食品といえば、食べるもの を数えるのも大変と思われます が、手づくりを心がけ、をるべ く同じ材料を使わをいようにす ると自然に達成できます。 主食(碩雛欝錆鞘-)+ 主菜(紙㌢摘㍍鳩聖+ 副菜(謂甜㌔雛馴他) チャレンジ3。休養。すい眠 不足は頭と体の働きを鈍らせ、 ストレスや疲労をますますため こみます。大切をすい眠を十分 とって生き生きした明日を迎え ましょう。”ぐつすり眠れば明
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