広報じょうほく No.325 1989(平成元)年 9月
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昭和六十年の科学万博に県民 総参加のシンボルとして出展し た「いばらきパビリオンお祭り 広場」の催事が契機となって、 県民の自主的を文化活動が活発 になってきております。 このようを文化活動の機運を 持続・発展させるため、日ごろ の活動の成果を全県的に発表す ることのできる「場」を提供す るとともに、県内各地の伝統的 郷土芸能・工芸品・特産物をど を広く県民に紹介し、郷土文化 に対する愛着と誇りを高めてい ただくことをねらいとして”い ばらきふるさとまつり”を開催 します。 ▼日時 茨城ふるさとまつりに大杉磯子出演 身体に障害をもつ方々の職場 を確保し、就職を促進するため の集団選考会を開催します。い ますぐお申し込みください。 ▼会_ 水戸サン・アビリティ ーズ(水戸市見川町) 平成元年10月7・8日 ▼会場 県立大淡海浜公園 (大洗町大貫町) ▼主催 茨 城 県 ▼催事内容 県民ふれあいの祭典・農林 水産まつり・県産品まつり 身障者のための集団選考会 虚礼廃止にご協力ください 虚礼とは、うわべだけ、形だけの誠実さのを い、必要のをい礼儀をいいます。 年々派手にをっている虚礼を廃止し、すっき りした盆・正月を迎えましょう。 常 北 町 ▼日時 10月11日・水 創0時 ▼申込先 水戸公共職業安定所 電三一-六二二一 ㊨広げよう 障害のり越え 働く職場 ・緑化推進コーナー・技能 祭・郷土民俗芸能の集い・ 茨城の秋まつり・国際交涜 ひろば・ふるさと創生事業 紹介・こども広場ミニSL ・特別公演 他 ▼同時開催 - ・県民芸術鑑賞の集い 10/8大洗文化センター ▼常北町の出■演目 古内大杉喋子保存会 いわし雲 日和いよいよ 高浜虚子 定まりぬ 夏のシンボルの入道雲が消 え、台風シーズンも終わって、 いわし雲が見られるようにを ると、いよいよ秋本番です。 さわやかなブルーの空に、 綿を細かくちぎったようを雲 がいっぱいに広がるのが、い わし雲。いわしが群れをなし ているのに似ているからです。 この裏が出ると、いわしの群 れがくるという漁師もいます。 いわし雲と一般にいわれる のは絹積雲で、五千から一万 三千メートルの高い空にあら われる高層雲です。天高く馬 肥える、といわれる秋を代表 する雲です。 絹積雲は、また「さば裏」 とも呼ばれます。さばのウロ コにも似ているからでしょう か。この雪がでるころが、秋 暑 いわし雲 さばの漁期だともいいます。 それにしても、都会では、 いわしの姿をど見たことのを い子もいるようです。いわし えき は、養殖魚の餌や肥料にをっ てしまうことが多いのですが 最近は健康食品として見直さ れています。これは、高血圧 を防ぐタウリンやエイコサペ ンタエン酸を、豊富に含んで いるからです。 現在いわしは、年間四〇〇 万トンほどの漁獲のうち、一 割くらいが生鮮魚として食卓 に上っていますが、大平洋沿 岸のマイワシが激減している という詰もあり、少し気にか かります。 さて、毎年九月は健康増進 普及月間です。 いわしは、安くて身近をタ ンパク源 - 。これから、 より親しまれるようにをるか もしれませんね………。 広報じょうほく
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