広報じょうほく No.323 1989(平成元)年 7月
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暴走族とは、基本的には、仲 間とともに何かをやりたい、で きれば社会的をインパクトとで もいえるような手ごたえをつか みたい、という欲求の表れだと 思います。 そういう思いは、いつの時代 でも若者は持っているものでし 仲間とともに何かをしたい 、〜、′、r】・ノ暴走する若者の心理、享 よう。そうした欲求を、暴建と いう反社会的を方向でをく、建 設的を方向に向けられればいい と思います。 社会のなかに 自分のいる囁がない 今の暴走族青少年の七割が、 中卒と高校中退者で、学校にう 起こるべくして起こったといえよう まくをじめ をかったと 思われます。 有職少年だ といっても 転職は多く、 職場への適 応も良くを い。有職と 無職の聞を、 行ったり来 たりしてい るようを少 年です。ま た、親子関 係がうまく いっていな 、 いという 少年が半分 ほどにをります。 つまり、各種の社会的を場で、 自分がおさまっているという感 覚が薄いのです。同世代の老は みな、高校に行っているのに、 自分ぼかりシコシコと働くこと はをい、という気分です。 では、どうしたらいいか。二 十歳にでもをればみを、暴走族 から離れていくわけですが、そ んなノンビリしたことも言って いられません。 バイクは危険だけれど、おも しろい。スピード感は何ものに も替えがたい。また、辛があれ ば仲間もひろがる。そんな楽し いオモチャをやめさせることは、 簡単ではありません。親として、 こうすれぼ良いという出来合い の方法もありません。 親として 子どもの欲求と闘う 親として、子供がバイクに来 るべきでをいと思ったら、その 方針を徹底させるペきです。職 に就かをいをら小遣いは与えを い。とするのも一つの方法でし ょう。親としての原則を立てて、 子供の欲求と闘う必要があるで しょう。 それは大変をことかもしれま せんが、子供を十何年聞か育て 夏休みに入り、レジャー、 暑さによる気のゆるみをどか ら交通事故が多発します。 車を運転するときは、ゆと りをもって安全運転に心がけ、 交通ルール・マナーを守り、 交通事故防止をはかりましょ う○ ㊥要点目標 ▼子供・高校生二局齢者の 交通事故防止 ▼シートベルト・ヘルメッ トの着用の徹底 ▼無謀運転等の追放 子供・おとしより聖父通事 故発生原因で一番多いのは 「皐の直前直後の横断」「信号 無視」 「路上遊戯Lの順とを っています。 夏休みは、ふだんに比べる と外で遊ぶ時間が長くをりま す。 た結果が現在なのですから、を りゆきまかせにするのは親の無 責任といわれても仕方ありませ ん。 夏の交通事故防止県民運動 ト悲惨な奏通事故・絶対に 起こしてはならない起 7月20日〜8月31日まで 事故のない楽しい夏休みを過ご しましょう。 また、それを機会に親も子も わが家の親子間係を見直す良い 機会でもあると思われます。 (科学警察研究所 田村雅章) 広報じょうほく

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